ドーン・オブ・ザ・デッド
「ドーン・オブ・ザ・デッド」を観てきました。
「ゾンビ」として知られる古典的名作をベースとしています。
とにかくテンポが速く、ひと息で、もうどうしようもない状態にまでいきます。
ホラーじゃなくて、竜巻や津波にみまわれるパニック映画を観ているようでした。
テンポがよいぶん、心理描写が弱く、登場人物にとってつらい場面も、理屈ではわかるんですが、みている自分もつらくなるような、そんな感情がわいてこず、あっさりと見送ってしまいました。
ゾンビ映画はもともと、家族や友だちのような親密な人間関係をうちこわすし、生命は尊重されない、モラルは壊滅して、しまいには、ただ殺しあいがあってぐちゃぐちゃした映像がながれるだけの淡々としたものになっていく宿命をもっているので、かなりがんばらないとうすあじになってしまいます。
人間を描かないんだったら、いっそのこともうたすからない喪失感を描いてほしかったし、そのほうがこの映画に似あっていたと私は思います。
まあ、でも、おもしろいですよ、この映画。
犬がかわいかった。ゾンビは犬を襲わないんですよ。
だからこの犬が天使のようにみえるし悪魔のように危機を運んできます。
犬好きのねーちゃんが悪いんだけどね。
ゾンビは襲わないっていってんのに助けにいくんだから。
あ、ゾンビ映画で感動の動物ものってできるじゃん。



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