2004年10月31日

シークレット・ウィンドウ

昨夜、「シークレット・ウィンドウ」を観てきました。

スティーヴン・キング原作。
売れっ子作家モート(ジョニー・デップ)にもとに、俺の小説を盗んだだろう、とひとりの男が押しかけてくる。

キングの実体験にもとづくのでしょう、怖いねー、と思いました。
しかし、ありがちなネタ。勝負は、ストーリーの展開にかかっています。
ミステリータッチで進みます。
が、でも、……ああ、キングはミステリー作家じゃなかったんだね、というオチ。

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2004年10月25日

中国の言論統制(中央宣伝部を討伐せよ)

4794213395.09.MZZZZZZZ.jpeg中国のあらゆる報道を検閲し、自由な言論を封殺する、メディア統制組織〈中央宣伝部〉の罪を告発する書。

中国が自由な発言ができず、つごうの悪いことは隠され、偽りに満ちたきれいごとばかりが報道される国であることはしっていましたが、それをおこなっている〈中央宣伝部〉の行動はまったくどこからもチェックされておらず、幹部の気のむくまま、しかも賄賂が横行し、さまざまな悪事が封印されているという為体、あきれてしまいました。

メールで友人たちに配ったものが勝手にウェブサイトに公開され、世界中に広まったという、表題の檄文のほか、メディア統制に関する、論文というよりもコラム的な文章がおさめられています。

現代の中国メディアを知るのによい資料ですし、人の振り見て我が振り直せ、日本の言論をかえりみるのにも役立つと思います。

"中央宣伝部を討伐せよ"
焦 国標
草思社
1680円
Amazonアソシエイト

2004年10月24日

コラテラル

『コラテラル』を観てきました。

ロサンゼルスのタクシードライバー(ジェイミー・フォックス)が、その夜5人を殺す仕事を請けおった殺し屋(トム・クルーズ)をのせてしまったことで事件に巻きこまれるサスペンス映画です。

おもしろい。お金払って損はありません。予告編の印象とはちがいました。

ドラマの進め方は、レイモンド・カーヴァーの小説のよう。セリフと動作は、無駄なくそつなく、主張しすぎず、あっさりなくらいなのだけれど、心にたしかに残る物がある。

はじまりはゆるやかで抑制がきいており、アクションになると一気にはじけます。ユーモアあるシーンも見られますが、全体としてシリアスです。緩急をうまくつかって緊張が最終場面までとぎれないようにしています。

いちばんよかったのは、クラブにいる男を殺す場面。その男のボディガードたちだけではなく、事件に気がついたFBI、そしてマフィアの殺し屋たちがあつまる。あふれかえる客にまぎれて入り込んだはいいもののどうやってターゲットに近づく? どうやって逃げだす? 絶体絶命の場面。見応えあります。

2004年10月23日

伊藤歩

月刊なんたら〜、という、女性タレントさんひとりにスポットをあてたミニ写真集のシリーズがありますが、今月は伊藤歩でした。
日本映画、とくに岩井俊二作品ではおなじみの女優さんです。
特に写真集というものが存在しないので、この本は貴重です。
前々からいいなーと思っていたので購入ボタンを即クリック。

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2004年10月21日

クリスマスのフロスト

4488291015.09.MZZZZZZZ.jpegフロスト警部シリーズ第1作。行方不明の少女の捜索と、その過程でみつかった死体から過去の迷宮入り事件が解きあかされる、というのが軸となっています。

3作目の「夜のフロスト」を読みはじめているのですが、フロスト警部の下に新人・新任の若い刑事がつく、という配役は、このシリーズのパターンのようです。フロストとフロストをバカにしている新人君のふたりの視点で物語はすすんでいきます。新人君はどうもバカにしすぎなので、自然と読者はフロストを応援する形になります。いくらドジを踏んでも、あーあ、とあきれずに、フロストがんばれ、の気持ちにさせられます。この辺は上手です。

死んでしまった奥さんへの気持ちを吐露するフロストが今回とてもかっこよかったです。けしてうまくいっていたわけではなかっただけの"つらさ"、のこされた者の後悔。心にしみいります。

"クリスマスのフロスト"
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
924円
Amazonアソシエイト

2004年10月17日

モンスター

いつもいっている映画館〈成田HUMAXシネマズ8〉に、『モンスター』がかかったので、さっそく観にいってきました。

ストーリーは、小さなころは映画女優にあこがれ、成功し、リッチな暮らしを夢見ていたが、それがもう夢でしかなかったことを実感した売春婦アイリーン(シャーリーズ・セロン)が主人公。絶望しているところで、ひとりの若い女の子セルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。セルビーは同性愛者で、アイリーンにはまったくその気がなかったが、酔っぱらって話しているうちに、うち解けるようになる。アイリーンは、自分を受けいれてくれて、べつの世界をみせてくれる人をずっともとめていた。それがセルビーであることを知る。そして、同性愛者として社会に受けいれられなかったセルビーとともにここからどこかべつのところへ逃げだそうとする。金を稼ぐために男と商売をするアイリーンだったがサディスティックな男につかまり凄まじい暴力をうけてしまう。逃れるために、取れる方法は、その男を殺すこと。とっさに銃を男にむけ、怒りとともに引き金をひいた。セルビーとの生活がはじまるが、当座の金を稼がなければならないアイリーンは体を売る。しかし、暴力をふるう男、ロリコン男とみるや、その客をころしてしまうようになる。

公式サイトをみると、シャーリーズ・セロンは、別人のようにきれい。メイクによるものらしいがみごとです。
タフにふるまうがもう充分に傷ついている、こんなおばちゃんいるよなー、とリアルに感じた演技。感情表現がうまく、心の内がつたわってくるようでした。
たしかに、このアイリーンは犯罪者だし、どんなに社会が悪いにしても、彼女の罪はぜんぶ彼女が負うべきなんだけれど、うーん、しかしまてよ、という複雑な心境にさせられました。

アイリーンを演じたシャーリーズ・セロンに負けない演技をみせるのは、ハリウッドの裏アイドル、われらが姫、クリスティーナ・リッチ。いいですよー。
セルビーは、ちょっとわがままで、夢見てて、さいごはちょっと嫌われる役柄になっちゃうのかな(これは観客の受け取り方によりけり)。


「モンスター」、題材的に、たのしむ映画ではないけれど、おすすめは文句なくできます。
見応えあります。

2004年10月11日

MT無頼控 其の弐(IF文)

新しいHINAGATAがやっているみたいに、コメントが一個もなかったら(って、まじで一個もないんですが、私んち)、"コメントはまだありません"って表示させたいと思いました。

でも、これができるMTIfNonZeroというタグはMOVAVBLETYPEのバージョン3以降にしかないみたい。

検索してみると、ちょうどいいものがみつかりました。
MTIfNonZeroタグを説明しているのですが、2.6でおなじようなことをしていたとそのソースが載っているではありませんか。

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ディープ・ブルー

ディープ・ブルー」を観てきました。

"海とそこに生きる生物のドキュメント"ということで、そりゃあ映画館にわざわざいかなくてもNHKやなんかの生き物のドキュメンタリー番組をみればいいだけでしょ、という気がさいしょからすごくしてました。
でも、観たい映画はぜんぶ観てしまっていたので、ここはあえてこの映画を選択してみました。
テレビじゃなくてわざわざ映画にしたんだから意外なものをみせてくれるんじゃないかと期待して。

結果は、テレビのドキュメンタリー番組とおなじ、でした。
いい場面はいっぱいあるんだけど、いままでにない!というのがなかった。残念です。

えれえよかった場面は、小魚の群れが渦を巻いて竜巻みたいになっているところと、海底の亀裂、深い谷であるマリアナ海溝に深海艇がはいっていくところ。これはロード・オブ・ザ・リングも真っ青な映像でした。

悪いと思ったのは、終盤の構成。全体の軽いリフレインみたいな感じで、またですかー、な気分にさせられ、おなかいっぱいにならないで映画が終わりになってしまいました。

2004年10月 3日

パブロの恋人

小島麻由美の新しいアルバムを聴いています。
感じとしては、最近の大人路線の延長線上(というより、歌う題材が、実年齢に近くなりました)。前作、前々作にくらべて、だいぶすっきりした印象をうけます。前作が夜で、今回のアルバムを昼とよぶのももっともです。

好きなのは、2曲目、アップテンポな"ハートに火をつけて"と、お別れの曲なんだけど元気があって気持ちがいい9曲目の"さよなら夏の光"。

"パブロの恋人"
小島麻由美
3150円
Amazonアソシエイト