2004年10月17日

モンスター

いつもいっている映画館〈成田HUMAXシネマズ8〉に、『モンスター』がかかったので、さっそく観にいってきました。

ストーリーは、小さなころは映画女優にあこがれ、成功し、リッチな暮らしを夢見ていたが、それがもう夢でしかなかったことを実感した売春婦アイリーン(シャーリーズ・セロン)が主人公。絶望しているところで、ひとりの若い女の子セルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会う。セルビーは同性愛者で、アイリーンにはまったくその気がなかったが、酔っぱらって話しているうちに、うち解けるようになる。アイリーンは、自分を受けいれてくれて、べつの世界をみせてくれる人をずっともとめていた。それがセルビーであることを知る。そして、同性愛者として社会に受けいれられなかったセルビーとともにここからどこかべつのところへ逃げだそうとする。金を稼ぐために男と商売をするアイリーンだったがサディスティックな男につかまり凄まじい暴力をうけてしまう。逃れるために、取れる方法は、その男を殺すこと。とっさに銃を男にむけ、怒りとともに引き金をひいた。セルビーとの生活がはじまるが、当座の金を稼がなければならないアイリーンは体を売る。しかし、暴力をふるう男、ロリコン男とみるや、その客をころしてしまうようになる。

公式サイトをみると、シャーリーズ・セロンは、別人のようにきれい。メイクによるものらしいがみごとです。
タフにふるまうがもう充分に傷ついている、こんなおばちゃんいるよなー、とリアルに感じた演技。感情表現がうまく、心の内がつたわってくるようでした。
たしかに、このアイリーンは犯罪者だし、どんなに社会が悪いにしても、彼女の罪はぜんぶ彼女が負うべきなんだけれど、うーん、しかしまてよ、という複雑な心境にさせられました。

アイリーンを演じたシャーリーズ・セロンに負けない演技をみせるのは、ハリウッドの裏アイドル、われらが姫、クリスティーナ・リッチ。いいですよー。
セルビーは、ちょっとわがままで、夢見てて、さいごはちょっと嫌われる役柄になっちゃうのかな(これは観客の受け取り方によりけり)。


「モンスター」、題材的に、たのしむ映画ではないけれど、おすすめは文句なくできます。
見応えあります。

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