クリスマスのフロスト
フロスト警部シリーズ第1作。行方不明の少女の捜索と、その過程でみつかった死体から過去の迷宮入り事件が解きあかされる、というのが軸となっています。
3作目の「夜のフロスト」を読みはじめているのですが、フロスト警部の下に新人・新任の若い刑事がつく、という配役は、このシリーズのパターンのようです。フロストとフロストをバカにしている新人君のふたりの視点で物語はすすんでいきます。新人君はどうもバカにしすぎなので、自然と読者はフロストを応援する形になります。いくらドジを踏んでも、あーあ、とあきれずに、フロストがんばれ、の気持ちにさせられます。この辺は上手です。
死んでしまった奥さんへの気持ちを吐露するフロストが今回とてもかっこよかったです。けしてうまくいっていたわけではなかっただけの"つらさ"、のこされた者の後悔。心にしみいります。



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