コラテラル
『コラテラル』を観てきました。
ロサンゼルスのタクシードライバー(ジェイミー・フォックス)が、その夜5人を殺す仕事を請けおった殺し屋(トム・クルーズ)をのせてしまったことで事件に巻きこまれるサスペンス映画です。
おもしろい。お金払って損はありません。予告編の印象とはちがいました。
ドラマの進め方は、レイモンド・カーヴァーの小説のよう。セリフと動作は、無駄なくそつなく、主張しすぎず、あっさりなくらいなのだけれど、心にたしかに残る物がある。
はじまりはゆるやかで抑制がきいており、アクションになると一気にはじけます。ユーモアあるシーンも見られますが、全体としてシリアスです。緩急をうまくつかって緊張が最終場面までとぎれないようにしています。
いちばんよかったのは、クラブにいる男を殺す場面。その男のボディガードたちだけではなく、事件に気がついたFBI、そしてマフィアの殺し屋たちがあつまる。あふれかえる客にまぎれて入り込んだはいいもののどうやってターゲットに近づく? どうやって逃げだす? 絶体絶命の場面。見応えあります。



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