ヴィム・ヴェンダース コレクション
「ヴィム・ヴェンダース コレクション」発売になりました。
ヴェンダースはドイツの映画監督で、うつくしい映像と、孤立した人間を描くうまさで、世界中に多くのファンを持っています。日本でも熱狂的なファンがたくさんいます。ロードムービーとカテゴライズされる初期作品が評価が高いのですが、私は後期作品のほうが好きです。
セットになっている作品の組みあわせはいまいちです。もっとおもしろい組みあわせにしてほしいです。
廃盤になっていた「ベルリン・天使の詩」がニューマスターで入っています。(右のジャケットの)旧版は7000円という中途半端なのかリアルなのかわからないプレミアがついていました。ぜひ単体で発売してほしいものです。これプレゼント用に最適な映画なんですよね。
内容は、人間のようすをただみつめるだけの天使たちがいて、かれらの世界には色がありません。人間からは、子どもをのぞいて、かれらをみることができません。天使のひとりダミエルは、サーカスで空中ブランコにのる女性マリオンに惹かれはじめる。彼女のつぶやき、だれかを愛したい、という声に応えたいという気持ちがつよくなります。そして、時間の外で永遠に人間のいとなみを眺めつづける生活を捨て、時間のなかに、マリオンのいる世界にとびこむことを決意します。
ひとのかなしさ、さびしさもみれるし、人間になりマリオンをさがしもとめ、ついに出会う場面はとてもロマンティックで、冬に観る映画として最適です。また、この映像、この展開は、ハリウッド作品しか観たことがないひとにとても新鮮でしょう。音楽も印象にのこっています。
ちなみに、今回のセットでのジャケットはこれです。



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