オペラ座の怪人
『オペラ座の怪人』を観てきました。
出だしは抑えめで、ある瞬間に事件のあった過去へと移行、物語がうごきだします。ここでミュージカルで有名なあの音楽がながれ、盛りあがります。
わくわくしながら序盤をたのしんでいくのですが、登場人物たちが歌いだして、あれあれ、となります。ヒロインの女の子クリスティーヌと怪人が直にであう場面でふたりがながながと歌いだしますが、なんだか、たいくつです。やっぱり舞台と映画じゃちがうよねー。舞台は生でやるから観るほうも緊張感があるからねー。などと考えはじめ、すっかり集中力をなくしていました。
が、この場面が終わると、映画がたのしくなってきます。あいかわらず、歌はうたっているんですが、おもしろい。映画のリズムになれてきたんだなーとたのしんでいると、ヒロインのクリスティーヌと、彼女のおさな恋人だったハンサムな子爵が愛を語る場面。ここでもクリスティーヌがながながと歌います。あらら、また、たいくつです。どうしたものか。舞台だと遠目に役者をみるから心情を歌にしてもいいけど、映画はアップがきくから表情やしぐさで充分に語れる。歌にしちゃうと野暮なんだよねー。とまた意識が散漫になり、余計なことを考えてました。
が、これが終わるとまたおもしろくなります。
いい場面がつづき、怪人と子爵の三角関係に悩むクリスティーヌは真夜中に墓地へ。彫像がすばらしい、かっこいい墓地です。ここでクリスティーヌが歌いだすと、あらら、たいくつな場面に。
うむ、もしや、クリスティーヌ、おまえの歌かーっ!
気がつくとまたまた余計なことを考えはじめている私。
この歌って、テレビでやったら、吹き替えなのかなー、とか。
あれ、もしや、歌を字幕で読んでいるから、これはたのしくないのかなー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサムさん、ごめーん。
実際どうなのかは、吹き替えつきになるだろうDVDか、テレビでの放映をみるしかありません。
とりあえず、オペラ座の怪人のストーリーはおもしろい。それは確信しました。
三角関係がはっきりする重要な場面、本来なら、いちばんおもしろくなるはずのその場面がたいくつになっているので総合的な評価は下げざるをえませんが。
ふくざつな気持ちにさせられる映画でした。
ちなみに、近くの女の子は号泣していました。



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