2005年4月21日

ゴッド・ディーバ

B0006ISEYK.09.MZZZZZZZ.jpeg世界的な影響力のあるマンガ家のひとりエンキ・ビラルの3作目の映画。
前作「ティコ・ムーン」は序盤がやや退屈でしたが話が進むにつれおもしろくなりひきこまれました。今回は序盤がかなりよくなっています。ただ全体としてゆっくりとした展開です。波長があえばおもしろいし、あわなければ、だらだらしてる印象をうけるでしょう。
CGが多用され、イラストのタッチそのままのCGの人物と、実写の人物がおなじ舞台にたちます。
未来的だけれどアンティークな都市風景は見ものです。

映画の中で登場人物たちが暗唱する詩はボードレールだということなので、手もとにあった文庫の「悪の華」で調べてみました。

「思い起こそう恋人よ」からはじまる詩(ブックレットの16ページ)はじっさいには三つの詩の部分の合成です。「思い起こそう恋人よ」から「毒の汁をたらしていた」までが『腐った死骸』。「律動(リズム)に乗せて」から「傷口は見つからない」は『血の泉』。「僕はわが心の吸血鬼」からさいごの「もう微笑むこともできない」までが『自分を処刑する人』です。
「僕のそばで悪魔がうごめく」からはじまる詩(ブックレットの18、19ページ)は『破壊』。
「君の緑の目の流す」からはじまる詩(ブックレットの21ページ)は『毒薬』でした。

"ゴッド・ディーバ"
監督 エンキ・ビラル
出演 リンダ・アルディ, トーマス・クレッチマン ほか
通常版 3990円, 限定版 8190円
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