論理で人をだます方法
頭のいい人が新興宗教にはまったとき(たとえばオーム信者だ)、その話をきくとたしかにその通りなんだけど、やっぱりその考えは正しくないんだよなー(言いかえして説得できないけど)と思うことがあります。あいての理屈のどこが正しくないんだろう? じつは論理的に正しそうだけど、ほんとうは正しくないことがよくあるんだそうです。それはただ感情に訴えているだけであったりすることのほうが多いんです。
この本は、意図的なごまかし、もしくは意図的でなくこんがらがっちゃう話のような、話し方のパターンをたくさんそろえて解説した本です。
いんちき商法にだまされないために読むのもいいだろうし、掲示板の議論でやられないために(それまちがってるていうために)読むのもいいんでしょうが、わたしはこれは下手な文章作法本よりも、文章を磨くのにいい本だと思います。いろんな文章の効果が分類されてのっているんですよ。こんなふうに文章の実際の効果を解説したものはいままでなかったと思います。
あとは物を考えるときにいいんじゃないかな。結論ついていると思っていることや袋小路にはまっちゃてた考えが、もっと広がりをみせるかもしれない。思考のための道具です。



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