セクシーボイスアンドロボ 2
ひとに興味がありテレクラのサクラのバイトをしている中学生の女の子ニコは、街の顔役の老人から探偵のような仕事を依頼されるようになった——セクシーボイスアンドロボの2巻目。でも2巻目でずっと止まっちゃってます。
たすけだそうとしたひとをたすけきれず、そのひとが始末されてしまう話が中心になっています。その死によって、裏の世界にたずさわっていることをあらためて実感し、世界をリセットしたりセーブしたところからやりなおせるぐらいの神さま級の超越的な力でもないかぎり、結末から逃れられず、手をだしたらもうそのひとの死に関係してしまう(原因のひとつになってしまう)部分にかかわっていることを痛感します。
1話だけのストーリーでは、本のさいしょに入っている、青空理髪店(美容院)のお兄さんがでてくるお話が好きです。スクーターを椅子にして、さすがにミラーをお店のような鏡にはつかえないらしく、木の枝から鏡をつっている。ニコがこのお兄さんに恋心をいだいているんですね。常連のお客さんに「つきあってるの?」ってたしかめているところがかわいらしかった。
あと、べつの話で気に入っているのはのは、年配の女性の話し相手をしにいくものがあるのですが、話し始めてちょっとしたところでニコがおばあさんに「わざと老人ぶっていません?」と訊く場面。外連味(けれんみ)あるセリフが、うまくアクセントになっています。



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