デッドマン
1870年ごろのアメリカ、南北戦争が終わり、大陸横断鉄道が開通してすぐのころ、ウィリアム(ジョニー・デップ)は、列車にのって終点の西部の田舎町にやってくる。そこで会計士の職がもらえるはずだったが、すでにべつの会計士がはいっていて、やとってもらえなかった。あてがはずれたウィリアムはうさばらしにでた夜の町で花売りの女と知り合うが、彼女と以前つきあっていた男があらわれ、撃ちあいになる。男が撃った弾は、女の体を貫通し、ウィリアムの胸に当たる。ウィリアムは女が護身用に持っていた銃をなれない手つきで撃つ。三発目は男の首を撃ちぬく。深手を負ったウィリアムは町をぬけだし、気を失っていたところを、インディアンの大男にたすけられる。ウィリアムが殺した男は、町の大立て者の末息子で、復讐のために殺し屋がやとわれ、ウィリアムを追うことになる。
致命傷を負い、死から逃れられなくなったウィリアムを、太っちょインディアンの"ノーバディ"が人間の魂が戻っていく場所への旅へ送りだします。
死はたしかにこのようなものであろうなと感じる映画で、理不尽にあるいは当然のようにこの身にふりかかってくるのだけれど、いざそのとき、導き手がいれば、ひどく穏やかに受け入れることができるのかもしれないと思いました。
太っちょインディアン"ノーバディ"を演じるゲーリー・ファーマーが笑顔がかわいくて、すっとぼけた応対がこれまたいいキャラをだしていて、とてもよく、好きになりました。(ちなみに、彼自身、ネイティブ・インディアンだそうです)。



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