黒田硫黄「茄子 3」
短篇集「茄子」はこの3巻が最終です。富士山頂上に隕石が落ち、怪事件が起こる。怖いんだかほのぼのなんだかふしぎな雰囲気をもつ作品からはじまります。そして、いつもの田舎にひっこんで畠仕事をしている元教授のお話がシリーズでつづきながら、短篇がぽつぽつとあいだに入ります。はじめてのキャラ、まえにみたことがあるキャラが登場。全体の配分にバランスがとれています。
最後の話を読んでいて寂しい気持ちになってきました。キャラクターに愛着があります。とても魅力的です。みんなちょっぴり(多いひともいますが)奇妙なところがどこかしらにあって、小さな傷みたいに光にかざしてみるとわかるんです。それが物語となって、キャラの個性になって、味わいがでてきます。



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