世田谷一家殺人事件—侵入者たちの告白
こういう事件のルポルタージュはだいたい推理で終わってしまうものなのですが、この本は犯人を確定しています。
犯人は、留学生を中心とする若い外国人たち(本の中ではイニシャルになっていますが個人を確定)。目的はカネ。犯罪を目的としたグループをつくりあげた彼らの最初の仕事だったそうです。
警察が犯人を逮捕できなかった理由についていくつか言及されています。管轄の縛りが強く、よそのことはよそのことという体質が、複数の事件を関連づけて捜査できなかったこと。個別の事件に関しては、当時はこうした犯罪が想定されていなかったためと、遺留品の多さからすぐ解決できると高をくくっていて重要な情報を黙殺してしまったことなどがあげられています。 筆者は、刑事や外国人社会にくわしい人物からの情報をたんねんにつなぎ合わせて、犯人にたどりつきました。
恐ろしいことがまた起こるのでしょう。
どうしたらとめられるでしょうか。



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