無線LAN
制作側のつごうで四角に作られてしまったロボットのおもちゃのようなこれは無線LANの子機です。
ネット接続が無線LANになりました。
つながっている先が光なので、以前よりも速度はでています。突然切れるということもなく、いい状態で接続しています。
2006年7月31日
制作側のつごうで四角に作られてしまったロボットのおもちゃのようなこれは無線LANの子機です。
ネット接続が無線LANになりました。
つながっている先が光なので、以前よりも速度はでています。突然切れるということもなく、いい状態で接続しています。
コカコーラのおまけででてきたもの。
一発目で不二子ちゃん。
その後はしかし店頭からおまけつきのものがなくなってしまい他のメンバーは手に入れられませんでした。

なんだかちょっと不二子ちゃんじゃありません。

不二子ちゃん(第1シリーズ以外)の声をあてている増山江威子さんは1936年うまれだそうです。うわ、うわ、です。バカボンママや初代のキューティーハニーの声もあてています。
むー。
がんばってもなんとかなるはずのないものも、なんとかなるんじゃないでしょうか。
2006年7月30日
きょうは「ゲド戦記」をみてきました。
監督の宮崎吾朗さんは父親が宮崎駿ということでなにかと比べられてたいへんでしょう。どこもそんな話題ばかりだとも思うので、ここではやめておきます。
個々の場面の演出にはやや力不足を感じるところもありますが、ストーリー配分や全体の組み立ては優れていて、骨のある映画にしあがっています。
主人公はアレンという青年で、タイトルになっているゲドというのはアレンをたすけることになるハイタカという魔法使いの真の名まえです。相手の真の名まえを知るとその相手を自分の思うように操れるというのがこの世界の魔法の仕組みになっています。
ストーリーは、光と闇との均衡が崩れはじめた世界を背景に、ふたつの軸によって進行していきます。ひとつはアレン個人の出来事。彼は戦いになると見えなかった異常さを表に表し、また何者かの影におびえています。もうひとつは、ハイタカとアレンが旅先でかつてハイタカと争ったことがある魔女に狙われる話です。ふたつはやがてシンクロします。
アレンは、いろんなものを恐れていて、悪の誘惑にも耐えられなくて、まったくたよりないんですが、主人公としてはこういうふうでもなんとかなります。この物語の世界の表と裏をみていくのに格好の人物になれるからです。
終盤では、ここまで抜くことができなかった魔法で鍛えられた剣をアレンが抜こうとします。(この場だけではなく、これからのすべてにおいて)戦っていこうと誓うアレンの気持ちが伝わってきて、涙があふれてきてしまいました。
→スタジオジブリ「鈴木敏夫プロデューサーへのインタビュー完全版」
→原作者アーシュラ・K・ルグィンのコメント(英語)
2006年7月29日
昨日のエントリーにトイカメラがちらっとでてきましたが、トイカメラ・ブームを起こしたLomoも持っています。

1台は落として肩のところが欠けています。
トイカメラといってもけっこうきれいな写真が撮れるんですよ。

左下の写真のように隅が暗くなるのが特徴です。(Pentacomさんにそんなトイカメラ風の写真効果を画像につけるPhotoshop用のプラグインがあります。→こちらから下の方の["ToyCamera" Win・Mac] )。右上は虹を撮ったんですがわかりにくい。
最近はデジカメや携帯で撮ることが多くなったので、ずっと放置していました。だから、ほこりで薄汚れてしまいました。
掃除してまた写真撮ろうかなーと思ってます。
2006年7月27日
持ち物を整理していたら、変わった物がいくつかでてきました。

紅茶の缶なのか"紅茶の缶"風の缶なのか、その側面に時計がつけられているもの。時計は電池式なのでちょっとロマンに欠けますが、なかなか雰囲気がある外観です。

エイリアンのソフビ・キット。無彩色、パーツバラバラです。蜘蛛みたいな形のフェイスハガーは1/1、大人のエイリアンのほうは1/5スケールです。オークションにだしたらだれか引き取ってくれるかな。

4つのレンズが時間差でシャッターを切って、一枚に4つの画を写しだします。トイカメラです。その当時のユーザーのレビューでは「壊れやすい」というのが多かったように記憶しています。使わないで忘れてしまったのか、壊れちゃったからほっぽいといたのか、まったく記憶がありません。
2006年7月26日
今回は、最強の生物兵器として開発された雹霞(ひょうか)のストーリー(現在と過去)を軸に、優歌の実のお姉さんで後から狂乱家族に加わった千花(ちか)の現在と、シリーズ全体の起承転結の「転」となる展開をも含んでいます。
雹霞は、ぱちんこ屋という名まえのパン屋さんの女の子が気になりだします。家族のみんなは、それは恋だといって勝手にさわぎだしますが、雹霞はその女の子に近づくと軽い頭痛を感じます。なにか忘れている過去と関係があるようです。それは冒頭の雹霞の日記でわかります。このまま最悪の日がくるのをただ待つだけなのでしょうか?(そんなの凶華さんがゆるさないはずだ!)
雹霞と関係する、ぱちんこ屋の娘さんとよばれるこの女の子も、いなくなったりして、バラバラになった家族にたいして深い悲しみを抱いています。ふだんは関西弁をのんびりと話す、ちょっと照れ屋でおとぼけで、いいキャラクターの女の子なんだけど、暗い影を隠して毎日がんばって生きています。その悲しみの描写があいかわらずうまくて心にしみるのです。
ドタバタっぷりもあいかわらず。冗談に軽快にながれていく文章はさらに強力に。キャラは立っており、いずれも自己主張が強く、油断なりません。
それから、この街はなにか変だ、と多くの登場人物が気づき、見えないところで事件が起こっているようなのですがずっと表にはでてきません。これがすごく不安で、模型の街にひとりぽつんと置かれてしまった気分になりました。うー、はやく抜けだしたいー、と先を読み進めていました。こういう引っ張りもあるんですね。昔のウルトラQがこんな感じを持っていたんでしょうか。
2006年7月25日
ニューヨーク上空にUFOが現れたというニュースがありました。→こちら
あれはSANYO製らしいです。UFOはSANYOが作っていると、そういうことのようです。しかし、SANYOが作ったんじゃなくて、SANYOはスポンサーじゃないのか、金を出しているだけじゃないのかという異論もあるようです。
UFOといえば、ロケットにみえるようなものがあったり、ムササビにみえるようなものがあったりと形はさまざまなのですが、わたしは地球人にばれないように飛行機に化けて飛んだりもしてるんじゃないかと思うんですよね。あれだとまずばれません。たぶん、そのうち、"本物の飛行機と飛行機に化けているUFOの見分け方"なるものが現れるんじゃないかと予想しています。
2006年7月24日
右よりの情報サイトJ-CIAをみていたら、「憲法改正時、宗教団体に課税をしましょう。信教は自由だが、金が自由などとはいっていない。まぁ、改正しなくとも課税は出来ますが、ガタガタいったら殺しちまえばいい」とありました(最後かますのはこのコメンテイターの味なんでビビらないように)。
殺すのはやらないでほしいんですが、宗教団体に税金をかけることはやったほうがいいと思います。洗脳して金をだましとるカルトは後を絶ちません。映画「マルサの女2」に脱税目的の宗教法人利用のストーリーがありましたよね。
このJ-CIAで「探偵テキスト」のシリーズが有料ですが公開されていて、これがけっこういいんですよ堅実な調査方法が載せられています。(章によって情報のボリュームに偏りがありますがテキストの仕様上しかたないでしょう)。探偵物をつくるとき、ディテールにリアリティをもたせるのに格好の資料だと思います。
2006年7月23日
昭和天皇が1988年に"A級戦犯の合祀に不快感をあらわす"内容のご発言をしていたことが、当時の宮内庁長官・富田朝彦のメモからわかった、と日本経済新聞が7/20に報道しました。(→Wikipedia:靖国神社・富田メモの項)
メモの真偽、ご発言の意図するところもまだ明らかになっておらず、それをわれわれがどう考えるべきかも議論されていません。
戦争の追悼施設を靖国神社のみにするのかどうかはそろそろ決着をつけたほうがいいように思います。
靖国神社は、軍人のみが祀られ、しかも第2次世界大戦までと限られているので、できるだけすべての犠牲者を慰霊する国立の施設を別につくってもいいようにわたしは思います。 靖国が政治のカードに使われる状況を解消してほしいのです。
勝谷さんのポリスジャパンに発表したコラムによれば「もしこれが日経による意図的な誤報なら、間違いなく日経新聞社は潰れます。それほどのリスクを負って、何者かの謀略に加担するとは思えない」とのこと。関係者からの裏付けがあるのでしょう。
きょうは「ミッション・インポッシブル 3」を観てきました。
これまでのシリーズは観ていないのですが、ぜんぜん問題なく楽しめました。もしかすると、今回登場した人物とこれまでに関係があって、みていると思い入れが違うのかもしれません。
プライベートのことごとくが怪しくなってしまったトム・クルーズが演じる主人公は、結婚するときめた相手ができ、特殊工作員の仕事も現役からは退き、教官の任務についています。しかし、教え子が囚われ、その救出作戦に参加。そこから、ずぶずぶと陰謀の泥沼に足をとられ、最愛の恋人をも危険に巻きこんでしまいます。
中だるみがあると聞いていたのですが、そうと指摘するほどのものではありませんでした。一度、高まったところから、再スタートする展開なので、わー、おなかいっぱいだー、あ、まだ料理でてくるんだ、な気分になるかもしれません。自分にはほどよい量でした。
終盤は、上海が舞台になります。いいですねー、あのビル街。まえに上海の写真を見せてもらったとき、わ、ぜったいここで映画撮ったらいいよーと思ってたんですが、この映画や「ウルトラ・バイオレット」でそれが実現されていました。
2006年7月22日
2006年7月21日
退屈。刈りこんで短くするか、映画にでもすれば、おもしろくなる内容だとは思います。
主人公は、投資会社の社長で、コンピュータの分析した映像をながめています。映像をなにかの哲学のように考えたりもしています。胴を長くしたストレッチリムジンに乗り、ときどき乗り込んできてる、あるいはいつのまにか乗っている部下と話をします。女とセックスをします。接するものが象徴的なものばかりなので、セックスとか、危険だとかに心をうばわれます。事件を映す映像からは眼をはなせません。あまり楽しんでいるようにもみえないけれど。まさに現代人ではあります。今日は床屋にいくつもりで家をでました。安くなるとみこんだ日本円は上昇中、下がらないと会社はおしまいです。
主人公とおなじように退屈を感じ、主人公とおなじように、なぜだか不思議な力でちょっと先のことを知りその時を待ちます。
主人公が退屈しているのだから、読んでいて退屈を感じるのはしょうがないのかもしれません。
2006年7月19日
後藤さんの文章が好きです。がっちりとしてはいないところもあるけれど、ぼやかさない、ごまかさない、煙に巻かない、感覚にとても忠実なのだと思います。だから、とても澄んだ印象を受けます。でも、それはかならずしもピュアであるとか健全であるわけではなくて、ゆがんでいたり、傷であったりもします。
この本は、2001年から2004年までの雑誌連載を中心にした書評集です。坂本龍一、浅田彰それぞれとの短い対談も載せられています。
とくに印象にのこったのは、対談のなかにでてくる、草間彌生さんの小説についての部分(p.300)、「病は死よりも強い」。自分は直るとは思っていない、むしろ病によって生きるのだと思っている。というところ。たしかに病気をもっているひとの健全な部分はひ弱でありきたりで、たぶんそれだけになってしまうと生きてはいられないように見えます。病気の部分から強さや才能や魅力が生まれてきています。
紹介されている本のリストはアマゾンにもbk1にもなかったので書いてみます。
「老人のための残酷童話」倉橋由美子
「メイプルソープ」パトリシア・モリズロー
「ハバナへの旅」「夜になるまえに」レイナルド・アレナス
「小林秀雄全集 第十二巻 考えるヒント」小林秀雄
「火山に恋して」スーザン・ソンダグ
「京都発見」梅原猛
「ホワイト・ティース」ゼイディー・スミス
「コンセプチュアル・アート」トニー・ゴドフリー
「素粒子」ミシェル・ウエルベック
「評伝プルースト」ジャン=イヴ・タディエ
「シマノホホエミ」長野陽一
「キッチン・コンフィデンシャル」アンソニー・ボーデイン
「ガラテイア2.2」リチャード・パワーズ
「コカイン・ナイト」J・G・バラード
「中上健次エッセイ撰集 青春・ボーダー篇 文学・芸能篇」中上健次
「マストロヤンニ自伝」マルチェロ・マストロヤンニ
「南の光のなかで」山尾三省
「だれでもない庭」ミヒャエル・エンデ
「沖縄ソウル」石川真生
「アンダーワールド」ドン・デリーロ
「海辺のカフカ」村上春樹
「タルコフスキー映画」馬場宏信
「暮らしの手帖300号記念特別号」
「透明な対象」ウラジーミル・ナバコフ
「ハゴロモ」よしもとばなな
「ブックストア」リン・ティルマン
「マルセル・デュシャン」カルヴィン・トムキンズ
「魚が見た夢」柳美里
「ペイ・デイ!!!」山田詠美
「星野道夫著作集 1・2」「魔法のことば」星野道夫
「エッセイ」柳宗理
「他社の苦痛へのまなざし」スーザン・ソンダグ
「アウステルリッツ」ヴィンフリート・ゲオルク・ゼーバルト
「さまよえる影」パスカル・キニャール
「ポルノ」アーヴィン・ウェルシュ
「シンセミア」阿部和重
「愛しあう」ジャン=フィリップ・トゥーサン
「新たな生のほうへ」ロラン・バルト
「ロンリー・ハーツ・キラー」星野智幸
アマゾンのカートに放りこんじゃったのは「ブックストア」と「キッチン・コンフィデンシャル」。
かなりお手ごろ価格になっていたんだけど現物が見あたらなくて買いのがしていたのをついに発見。(といっても買わなければ買わないでもいいんですが。あと何年生きるんだろうと考えると、自分の身のそばに置いても一瞬だなと、物欲は薄れていきます)。
これ以前と以後とでは戦争映画は「映像においては」まるっきり変わりました。良くも悪くもキーとなる映画です。
弾丸は雨粒のように周囲に飛び、ふいに当たって、手や足や頭の一部をひきちぎります。眼の前のひとが一瞬にして"物"になるのが映しだされます。戦場の恐ろしさが見終わってからもしばらくは自分の体にぴったりくっついて離れていってくれません。
映画で語られる主義主張も、とてもアメリカの戦争らしくて、うまく写しとっていると思います。
また、ドイツ語とフランス語ができるからということで部隊に編入される男がちょっとおもしろいです。仲間がころされる場面でも怖くて助けにいかれない。でも戦場の形勢が逆転して立場が強くなると、仲間をころした敵兵に銃をむけ、そしてころしてしまう。ずっとおどおどした男だったのに、そこからは態度が堂々とする。意味ありげなのか、リアルなのか。おもしろいキャラクターです。
2006年7月17日
Google Sitemapというのは、検索大手のGoogleに自分のサイトにはこんなページがありますよっていうリスト(サイトマップ)を登録して、検索に反映してもらおうというシステムです。
ブログのように新しいページが頻繁にできあがり、トップページから個々のページまでのリンクの道筋が変化しやすいものは、Googleのチェックが行きとどかなくなりやすいので、サイトマップを登録しておくと、検索結果への効果がかなり期待できます。
実際にサイトマップをどうつくって、どう登録するかは、じだらくさんの「ようやく最終回MTでのsitemap構築方法 - google sitemapでgoogle対策やってみましたよ。 pt.3」に簡単にできる方法が載せられています。
サイトマップ自体は、テンプレートにコピペして構築するだけで、すぐできあがります。毎回、自動生成ですから楽ちんです。
あとは、GoogleのSitemapのページへいって、アカウントを登録、サイト確認のファイルを自分のサイトにつくってから、サイトマップがどこにあるのかURLを入れれば完成です。これも、じだらくさんのところの上記の記事に手順が載せられているので簡単にすることができます。
劇場公開中は口コミ評判がかなりよくて観に行きたかったんですがタイミングがあわず見逃していました。DVDをやっと買ったんですが、おもしろいです。一気に観てしまいました。
ロリータファッションに目覚めた桃子(深田恭子)は元来の自己中で「友だちなんかいなくていいもん」な女の子。一方、ごてごてに飾った原付を乗り回すばりばりのヤンキー、イチコ本当はイチゴ(土屋アンナ)は桃子と知り合うと、その後、なぜだかつきまとうようになります。
語り口はギャグがいっぱい。イチゴはかっとしやすく、桃子はいっちゃいけないことをすぐいうので、血がのぼったイチゴの頭突きをばしばしくらいます。ジダンもびっくりっていうか、頭突きを検索するとジダンしかでてきませんよ。イチゴは跳び蹴りもくらわします。深田恭子の背中にキックです。桃子は心はきれいかもしれないけど腹は黒いので、親父をだまくらかして金をせしめて服を買います。そのシーンで深キョンがいうモノローグが「マジでわたし、心根が腐っています」。あー、もー、ものすごく笑わせてくれます。
そういう楽しませたっぷりな語り口で、友情の物語が語られ、涙をさそい、心を温めてくれます。
深田恭子はかわいいですねー。土屋アンナも大部分はヤンキー化粧でわかりづらいのですが、ロリータ服の店にくっついていったときに気に入られて一度モデルをするシーンがあるのですが、うぉっとするほどキレイです(そこで暴れまくるところで笑わしてくれます)。
2006年7月16日
先行上映で「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」を見てきました。
肉弾的な、危険なアクションも現在はCGで補佐できるんで、センスしだいで、かなり派手でおもしろい動きを映像にすることができます。この映画も、アクロバティックなアクションを、より自然にたっぷりと見せてくれます。CGがどこにつかわれているかわからないくらいです。さすがにクラーケンはまんまCGですが、その他は、ほんと実写にしかみえません。
すでに人間関係ができあがっている状態で映画は進んでいくので、前作を見ていないと、序盤は状況がつかめずたいくつにおもうかもしれません。
ストーリー展開はゆっくりめです。複数の登場人物のストーリーが絡みあいながらの展開ですが、それぞれのストーリーがあまり深く進行していきません。その原因は最後に気がつきます。これは「前編」なんです。
(たのしみにしているひとが多い映画なので内容にはふれません)。
2006年7月15日
2006年7月14日
光と闇の戦いとか、世界を支配する力だとか、どうしてこういうつきなみな設定を選んでしまうのだろうか、と前から思っていたのですが、最近は、ありきたりな設定というのは、間口を広くとることにつながっているんじゃないだろうかと考えます。芸術家肌のひとはすべてをオリジナル、オリジナル、とんがってなきゃだめみたいに考えて、非常にクローズドな世界をつくりあげてしまいがちで、けっきょくその優れた才能を埋もれさせてしまいます。オープンにするとたしかに失うものがあるけれど、得るものも大きいと思います。
さて、「ナイト・ウォッチ」は、光の闇の勢力の争いが中心にあります。力は完全に拮抗しており、最後まで戦えば両者とも滅びてしまいます。そこで休戦協定を結び、互いに相手を監視することにしました。光の勢力は闇を見張るのでナイト・ウォッチというわけです。
特殊能力をもった人間を勢力に取り込むのも、どちらを選ぶのかは当人の意志とします。
予言によると、やがて光と闇の勢力の均衡を破るような巨大な力をもった人間が現れ、そして彼は闇の勢力につくだろうといわれています。
映像はコンピュータを駆使してなかなかおもしろいのですが、カットの切り替えが早く、うごきがわかりづらいです。みどころのアクションなのに、なぜか顔のアップばかりになってしまうので、もうちょっと見せろよ〜、と思ってしまいました。(これはもしかすると金銭的な問題からくるものなのかも。続編の予告が入っているのですが、その映像はかなりスケールアップしていました)。
光と闇にきれいにわかれているようで、じつは光も小さな闇をかかえていたりして、そういうわりきれなさを描くこまかいところが物語に奥行きをあたえています。
それから、まじめ一辺倒ではなくて、マンガ的なおもしろがらせがいっぱい入っていて、この遊びの部分のセンスがあって、たのしめます。
また、日本での劇場公開時には、ネットの口コミ情報ではやらそうと、関係者ががんばりすぎて、逆に熱を冷ましてしまったという妙な逸話があるそうです。
2006年7月13日
500エラーで投稿も困難になっていたMT。
原因は2つ。
MT3.2のMySQLというデータベース処理がサーバーのメモリを食うようになった。
ロリポのMySQLが利用者多すぎでめちゃ重。
それを解決するにはデータベースをMySQLからSQLiteに変更すればいいらしいですよ。
そうするためには今までつかっていた分のデータベースの情報を変換しなければいけません。
やり方は、商用BLOG専門店さんの"Movable Type3.2の500エラー対策!DBをsqliteにする方法"という記事をそのままやっていけばOK。簡単です。
サイト全体の再構築も、さらさらさらさら、と進んでいきます。
記事も、スパッと投稿できるようになりました。
快感。
2006年7月12日
テポドン2が実際どれだけ飛んだかについて、だんだん下方修正されてきました。
現在は、数十キロから長くても100キロ先に墜落したというのが有力らしいです。
アメリカにある軍事情報のサイトGlobalSecurity.orgのMusudan-ri(舞水端里。ミサイル基地があるところの地名)のページから地図や発射基地の詳しいようすが見られますが、そこの朝鮮半島の地図に発射地点から半径100キロの円を描いてみました。

これをみるかぎりでは、テポドン2は長距離ミサイルとしての形を成していない完全な失敗作といえるでしょう。実際には数十キロというのだからなおさらです。
射程が3500〜6000キロあってハワイ、アラスカまで届くという想像上の性能、というより誇大妄想、でもって、いたずらに恐怖を煽るマスコミの意図するところはなんなんでしょう。そして、マスコミをつかって情報操作しようとしているひとたちの意図は。
MD(ミサイル防衛)を進めたいのか。
外敵を利用して国内をまとめたいのか。
アメリカは中国をパートナーにして自国の負担を減らしたいようだから、ここで中国中でうごくアジアの形にまとめたいのかもしれないですね。
2006年7月11日
このあいだの収穫品の椅子です。
事務所の社長さんがつかっていたらしいです。
昔、流行ったすごく高い椅子のパチモンかもしれませんが、よりかかりに対する傾斜の度合いがバランスよく、つかいごこちは充分です。いねむりするのにちょうどいいんです。横になってしまうと眠りすぎてしまうので10分ぐらいうたた寝するのに最適です。
でも、これを手に入れることになった日曜日の荷物運びで、足をくじいてしまったようです。左足首がその夜から痛くなってきました。二日目のきょうの朝がいちばんのピークでした。起きて足をついたとたん、あたたたた、北斗神拳ですよ。寝ているうちに痛めたスジが硬くなっちゃったりするんでしょうね。(痛くてもでも歩くよ。ずっこずっこ)。
大学生の恒夫(妻夫木聡)はバイト先の雀荘でちょっと怪談めいたうわさ話をきいた。早朝、乳母車を押して歩きまわるおばあさんがいるらしい。乳母車は毛布で覆われていて、なかになにがあるのか、だれも見た者はいない。恒夫が明け方に店長の犬を散歩させていると、坂の上から乳母車が転がってきた。中には包丁をふりまわす女の子がいた。それがジョゼだった。ジョゼは足が動かず、そして学校にも行くことなく、隠れるようにおばあさんとふたりきりで暮らしていた。恒夫はやがて不思議な魅力をもつジョゼに惹かれていく。
ひとつの恋の物語。けっきょくだめになってしまうのですが、それでも、ふたりにとってはとても大切で、心に刻みこまれいつまでも忘れることのない、すばらしい日々。恋っていいよねー、改めて思わせてくれる映画です。
全体の雰囲気は、コメディがかったキャラのつよいひとたちがたくさんでてくるためか、マンガを読んでいるようです。みんな大阪弁(たぶん)で、ジョゼもぶっきらぼうで気が強く大阪のおばちゃんがこんなのだろうなというしゃべり方をします。でも、女の子っぽい(大阪の女の子ってこんな感じなのかなと想像してます)。
中古屋さんでかなりまえに買っていたのですが、本編ディスクはあるけれど、特典ディスクがどこにいったのかわからなくなってしまいました。自分が買っているところは、パッケージと、中身のディスクがばらばらで、買うときに、汎用のディスクケースに入ったまま、外のケースといっしょに店の袋にいれてくれるんですよね。で、家に帰ってからでも、移しかえるわけですが、今回はしばらく置いといて買ったのも忘れていたので、汎用のケースのままでした。本編をプレイヤーにいれたときには特典もあったので、そのあとになくしてしまったようです。先日、整理して、いらないケースをいくつか捨てたから、まちがえて捨ててしまったみたいです。うー。
2006年7月 9日
引っ越しをする事務所さんが棚やら机やらほしいものはあげるから、そのかわりぜんぶもっていって、という話があったので、自分も手伝いにいってきました。
場所は、赤坂です。朝7時、4tトラックにのって出発です。
座席は2つ。乗るのは3人。自分は座席の後ろの横になれるスペースで寝てるんだか寝てないんだかほげほげとした状態で目的にまで。
赤坂警察で駐車許可証をもらいました。
道路にトラックを置いて、いざ事務所へ。
ビルの9階でした。
4時間がかりでトラックの荷台をほぼいっぱいにして(お昼をごちそうになってから)帰途につきました。
下ろすのもまた時間がかかりましたが、載せるときの約半分の2時間で終了。
自分の戦利品は、椅子、でした。
「サイレント・ヒル」をみてきました。
原作となっているゲームで遊んだことがあります。ゲーム本編に入るまえに、建物の間の細い通りをどんどん奥へ進んでいく導入部があるんですが、心理的に追いつめられいって、とても怖かったおぼえがあります。
映画はもう狂気の世界です。残酷描写が多いので苦手な方は注意が必要です。ゲームのビジュアルを生かしていますが、ゲームにあった心理的に追いつめられる恐怖はなくなっていますが(ゲームもシリーズがつづくとこの恐怖が失われました)、異世界観はすごくよくでているし、物語の展開もバランスがよい方だと思います。ホラーとしては上等の部類に入ります。
ストーリーは、サイレント・ヒルという街で、娘を見失ってしまったお母さんが、異形の魔物が徘徊する悪夢のようになった街をさまよい、必死に娘を捜し続けるというもの。やがて、街の過去が明らかになっていきます。
「呪怨」のハリウッドリメイクもそうでしたが、どうしてこういう事件が起きたのか理由がはっきりしているのがアメリカ人の好みだそうで、この映画も原作より、はっきりとそこを描いています。はっきりさせるためにわざわざ理由だけを述べる長い独白シーンをいれてしまっているほどです。謎めかす(ほのめかす)ほうが日本人の好みにあうでしょうから、ちょっとものたりなく感じるかもしれません。アメリカにも「ツイン・ピークス」という先例があるのですから、原作のように精神分析劇ぽい暗示でつなげていってもよかったかもしれません。「ブレアウィッチ」のように真相を推理してたのしむのもいいですよね。
2006年7月 7日
映画や小説などの感想に「お話の中だけでも幸福な結末に」とか「現実がこんななんだから、映画の中ぐらいは明るく楽しく」というようなことがいわれることがありますが、そういうのは想像に求めるんじゃなくて、現実に対してつねに求めるべきなんじゃないかな、と思います。
感想をいう立場のひとだけじゃなく、作ろうとしているひとたちが、そういう後ろ向きなことをいっているのをみるとがっかりします。 絶望しているひと(自分)のために夢を描いてみせる、のならばまだいいんだけれど。
いくつもちがうものを見たり読んだりしてれば、創作の中のハッピーエンドやバッドエンドなんてたいしたことじゃないのはわかってくると思うけど。形とか色とかおなじものの裏表にすぎなくて、善し悪しは他の部分とのかねあい。テーマじゃない(テーマにもできるけど奇怪な悪夢ができあがるだけ。するっと逃げちゃうのだ)。
2006年7月 6日
朝日美穂さんと、もりばやしみほさん、川本真琴さんの3人による期間限定ユニットのアルバム(DVD付)。明るいポップスが中心です。
"I want to be loved"というおなじ曲がアルバムの最初と最後にはいっていて、最初は川本真琴さんのリードヴォーカルで、もうひとつは日本語バージョンで朝日美穂さんがリードヴォーカルをとっているのですが、ふたりの違いが比べられておもしろいのです。川本さんは10代の女の子の声質があって、子どもが甘えるときの媚態までも上手に使います。フレーズの終わりに声の特徴をさらに生かします。朝日さんもじつは声は高いのですが、低めに歌をスタートさせます。大人っぽく、微笑むような表情を声につけています。まだ片思い中の、恋心が燃えあがっている歌です。
朝日さんがつくった"Sunset Blue"は切ないです。ちょい悲しげな曲は無敵です。朝日さん。
それから、DVDにおさめられているPVは、えらいことかわいいですよ。ジャケットに使われている映像です。
2006年7月 5日
神話や物語、芸能の台本などの古典から、伝綺といわれるオカルトや狐が化けたりと虚構の色が濃い作品を選びだして編んだ一冊。原文の味わいを残して現代語訳されています。
昔の話は、なにかを暗にさしているためなのかわかりませんが、かなり変わった展開のお話が多いですね。神さまの嫁になった姫が夫が昼間は姿を見せないのを不審がってのぞきにいったら姿をみられた夫はすねて遠くにいっちゃって、姫さんは見なきゃよかったとがっくり尻餅をつくとそこに箸が立っていたので刺さって死んじゃいました、とか。コントの結末みたいです。
印象にのこった作品を簡単に紹介します。
きれいな姫さまに恋をした狐が、男に化けて近よって、うまくいっちゃったらそれは姫さんの禍だから、娘に化けてお側にいようと決心、願いはかなうがやはり心は平安にはならないという恋心がつづられる「玉水物語」。
そういう生き物がいるという話だけが伝わって作られたのであろう「犀」。あのふつうサイというあのサイです。でも、水に住む幻の生き物のように描かれています。
元寇を題材にしているのですが、時代は古代に設定され、海を渡り、逆襲して蒙古軍を倒した英雄、百合大臣だったが帰国をまえにして裏切りにあい孤島に置き去りにされる。なんとか日本にもどり、復讐を果たすストーリー「百合若大臣」。
御百度の修行に励む行者のもとに梛(なぎ)の精霊があらわれ、自分は柳とからんで夫婦の契りをかわしていたが、修行場所の穢れ(けがれ)としておまえ(行者)にバラバラにされ、むなしくすごしていたが、毎日聴かされる経文の功力により因果を逃れ、このたび、ひととして転生することとなった、しかし、柳はまだ恨みをもったままだから注意してくれ、といって飛びさっていった。行者は、こんな不思議なことが起きて、精霊と言葉をかわせたりしたのは、俺に力があるからだ、と、にやにや。そこに唐突に異形の僧があらわれ行者の慢心を注意したが、行者はぜんぜん気にもしない。怒った異形の僧は行者をつかんで谷底に投げすてた。行者は柳の枝に突き刺さり息絶える。この行者の生まれ変わり、梛(なぎ)の精霊の生まれ変わり、そして柳の精霊がまたべつの姿で一悶着という因果のストーリー「祇園女御九重錦」。
惟高親王と惟仁親王の異母兄弟の皇子の天皇の座をめぐっての争いが描かれる「惟高親王魔術冠」。ふたりを担ぎあげる取り巻きの魔術合戦と、登場人物それぞれの過去がどんどん明かされていって入り組みながらの因縁めいた展開と、かなりのオカルトストーリーです。
中国、インド、日本と渡りゆき、美女にのりうつって権力者をたらしこみ残虐な楽しみにふけった九尾の狐のストーリー「玉藻前三国伝記」が最後におさめられています。
2006年7月 3日
ふたつめの短篇集です。まえに紹介した「大王」よりも、こなれていて読みやすいと思います。
「わたしのせんせい」
勝ち気な女生徒となんだかやる気のない先生の恋愛の話だとおもっていたら、あれ? 頭上にUFOが...。背景に方政治のどっぷり利権づけぷりが描かれます。弱く、かつ、たくましい女の子が魅力的。
「鋼鉄クラーケン」
クラーケンとはもともと北欧の神話にでてくる海の巨大生物の総称で、巨大なタコや巨大なイカの姿で描かれることが多いです。南海の孤島にうちあげられていた大貝の腹から助けだされた若い男は、その大貝を捜しているというクラーケンの女と出会い、いっしょにさがしてやることを条件に彼女を戦力として利用します。このクラーケンと大貝が天界から落ちてきた恋人同士で、というのが、おとぎ話的、古典文学的でなかなかおもしろい設定になっています。全体は、帆船がでてくる海洋もの。女海賊もでてきます。
「課外授業」
死んじゃった女生徒と、彼女を唯一見られる女教師のドタバタしながらも、ちょっとせつないストーリー。
「肉じゃがやめろ!」
料理レシピマンガ。ラストにやっとタイトルの説明がありますが、だいたいわかりますよね。
「象の股旅」
旦那に死なれちゃった女と象使いの師匠である旦那の父親とで行く宛もなくなり、日本へ来ることになる。江戸時代にきた象のお話です。運命というか試練というか結末がせつないのも黒田漫画の特徴なのかな。
そのほか、すごく短い、女の子ふたりがでてくるシリーズが収められています。のんびりと味のある終わり方をしています。
なお、表紙に関係するマンガはありません。
2006年7月 2日
好きな画像をつかってプラカード応援の画像がつくれる1024人応援団の作者さんの日記に興味深いものがありました。
スライド説明をするとき、聞いていて飽きやすいやり方と飽きにくいやり方の違いです(→こちら)。
概要は、説明をしているときのスライドは最小限の情報に抑えるということ。すべてをひとつにまとめたスライドを一枚表示して図を指摘しながら説明をするタイプだと観客は飽きてしまうようです。
これは小説などにも応用できないか?
小説でよくいわれることのひとつに、説明の文章がたいくつ(だめ)っていうのがあります。
スライドの例を応用すると、いっぺんに情報を出さないようにすること。それが必要になった状況にのみ出す。たとえばファンタジーで世界観の説明をどこかにいれるときは、登場人物が、なんだこの世界は、と疑問に思ったときに入れればいい。書きやすいように先に説明をばっちりやっておくのはまずいということです。
これはしかし小説の参考にするよりも映画やここのところ力をつけてきたFlashのひとのほうが直接参考になるのかなー。
ピクサーの新作アニメ「カーズ」を観てきました。
眼と口があってしゃべる、擬人化された車によるドラマです。
新人のレーシングカー、ライトニング・マックイーンは、1年目にして優勝がねらえる天才であったが、思いやりがなくスタッフからも嫌われています。決勝のレース場への移動中に行方不明になります。彼は寂れた小さな田舎町に迷いこんでいました。
才能は素晴らしく、栄光をもとめるのはいいことだけれど、友情や信頼も大事だよ、できれば犠牲にしないでね、っていうテーマの映画です。
車が主人公なのでスピード感あふれる画面と、田舎町のほのぼのしてゆったりとした画面がいいコントラストをつくっています。奥行きある風景がていねいに描かれているのもいいところです。
個々のキャラクターも充分にいかされ、ドラマもハリウッドのアニメ映画にありがちな尻つぼみにはならずにうまく高い位置におさめています。見ごたえがあります。
ぷーんと飛んでるハエが翅のある車なのに笑いました。
一番最後の遅い回を観に行ったのに、小さな子ども連れのお父さんお母さんばかりだったのは意外でした。物語が胸にしみるのはたぶん若いお父さんだろうなー。
本編まえのミニアニメも今回はおもしろかったです。