プライベート・ライアン
かなりお手ごろ価格になっていたんだけど現物が見あたらなくて買いのがしていたのをついに発見。(といっても買わなければ買わないでもいいんですが。あと何年生きるんだろうと考えると、自分の身のそばに置いても一瞬だなと、物欲は薄れていきます)。
これ以前と以後とでは戦争映画は「映像においては」まるっきり変わりました。良くも悪くもキーとなる映画です。
弾丸は雨粒のように周囲に飛び、ふいに当たって、手や足や頭の一部をひきちぎります。眼の前のひとが一瞬にして"物"になるのが映しだされます。戦場の恐ろしさが見終わってからもしばらくは自分の体にぴったりくっついて離れていってくれません。
映画で語られる主義主張も、とてもアメリカの戦争らしくて、うまく写しとっていると思います。
また、ドイツ語とフランス語ができるからということで部隊に編入される男がちょっとおもしろいです。仲間がころされる場面でも怖くて助けにいかれない。でも戦場の形勢が逆転して立場が強くなると、仲間をころした敵兵に銃をむけ、そしてころしてしまう。ずっとおどおどした男だったのに、そこからは態度が堂々とする。意味ありげなのか、リアルなのか。おもしろいキャラクターです。



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