2006年8月28日

甥が帰ってこない事件

 ぼけーっとDVDを観ていた昨夜の11時ごろ、弟に、姉の子ども(中2男子)が夕方に散歩に行くといって家をでたきり帰ってきてない、いっしょに来て、といわれ、いそいで車に同乗。母親も乗せるというのでそちらへよる。
 懐中電灯が必要だろうということで、さがしだし、電池はコンビニで買うことにする。
 買った電池を母親が懐中電灯にいれるが、車のゆれで、物が座席の下に落ちるだの、電池をいれてもつかないだの、ごちゃごちゃなにかいっているのに、ちょっとイライラ。でもだまっている。

 姉の家に着くと、姉の旦那さんがいま警察にいっているとのこと。担任の先生にも電話をしてクラスの生徒に連絡をとってもらっているとも。
 わざわざ来なくてもよかったのに、といわれてしまう。
 どうやら母親のフライングらしい。

 すでにさがすべきところはさがしている。
 あとは、警察にたのんでしまったほうがいい、ということになった。しかし、とりあえずは、姉の旦那さんが帰ってくるのを待ってから、決めることにした。

 仏壇にむかって、無事をお願いしてみる。
 信仰心はないのだが、なにもできないのなら祈るしかない。

 警察が、姉の子どもの部屋をみたいといって、こちらに来ることになる。

 警官がふたりくる。
 部屋を調べているのを横で見る。
 書き物などをチェックしている。家族共有のパソコンでメールやチャットをしていることを知り、そちらも調べている(部活のことなどまじめなものしかなかったとあとでいっていた)。

 途中、先生が来る。(そのときは担任だと思っていたがあとでそうでないことがわかる。学年主任とかそういうのなのだろう)。

 いろいろ話になるが、学校で問題があったわけでも、親とけんかをしたわけでもないし、素行に問題がありそうなわけでもないし、原因になりそうなことはでてこない。

 事故に巻きこまれて、とか、不審者に、など、いやな想像をしてしまう。

 担任の先生と、教頭先生が来る。
 学校で最近撮った写真があり、まだプリントアウトしていないというので、警察はデジカメの画面を携帯でとって捜索用の顔写真にした。

 警察はこれから車で行きそうな場所を捜索。

 われわれは、きょうのところは帰ることになる。
 もしかしていないかと、外を見ながらのゆっくりとした帰宅。

 「あれ、そうじゃない」とか母親がいう。
 でもちがう。
 そんなことが繰り返され、
 「あれ、ちがう」とまた母親。
 目をこらしてよくみると、
 あれ、 ほんとうにそうだ!
 歩道をあるいているのは、姉の子ども。
 車をすぐに近づける。
 みんなでくちぐちに名まえを呼ぶ。どうしたんだという。

 怪しいひとに追いかけられ逃げていたとのこと。
 このときにはもう午前1時をすぎていた。
 いままでずっとか?とも思うが、まあ、とにかく無事でよかったよと思うので、さっさと車にのせて、家に送ることにする。母親はさっそく電話を姉の旦那さんとに入れる。

 家に着くと、姉がすごい心配していた顔で子どもをむかえていた。それまでは気丈にふるまっていたのに、すっかり表情が変わっていた。

 なんだかほんとうに心配しているんだかわからないような、余計な話ばかりしていた自分の母親がまっさきに姉の子どもを見つけたのにもちょっと驚いた。街灯はあるけれど、ひとを見分けるのはかなりむずかしかったのに。

 家に帰ったら、もう2時をまわっていた。
 ぶじに見つかってほっとしたけれど、神経がまだ高ぶっていて、あまり眠れなかった。

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