2006年9月11日

愛に関する短いフィルム

Amazon.co.jp: 愛に関する短いフィルム: DVD: クシシュトフ・キェシロフスキ,グラジナ・シャポウォフスカ むかいの建物に住んでいる画家の女を望遠鏡でのぞく青年と、のぞかれている女。あることがきっかけで青年はのぞいていたことを女に告白することになる。女は当然、怒るが、自分のことを好きだというその青年に少し興味もでてくる。彼がぜんぜん子供で、自分を愛しているというがそんな気持ちは偽物だと思っているが。そして、彼をからかい、愛の正体を彼に見せようとする。彼女がしがみついている愛。孤独をうめるために情事を重ねていた彼女が愛だと思っていたものを。

 立場が逆転するかのような終盤がとてもおもしろく、この展開がなければ、映画は、いくつかの教養をしめしていただけの、つまらない作品に終わっていたことでしょう。

 DVDの解説に、監督の言葉があり、「二人の想いが成就するしないは大した問題ではない。重要なのは二人の成長なのだ」と語っていたそうですが、たしかに、どちらともが、うまくいかない愛を抱えていて(それは愛じゃないかもしれないが)、短い交流で、得たものは大きかったことは感じられます。
 ラブロマンスではないけれど、男と女の愛の映画です。

"愛に関する短いフィルム"
監督 クシシュトフ・キェシロフスキ
出演 オラフ・ルバシェンコ、グラジナ・シャポウォフスカ、ステファニア・イヴィンスカ ほか
3990円
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