2006年10月22日

16ブロック

 「16ブロック」をみてきましたが、これはいいですねえ。おもしろい。

 もう、ただいるだけのようなへっぽこ刑事(ブルース・ウィルス)が裁判所へ囚人を護送する仕事をたのまれる。かんたんな仕事のはずが、囚人を消そうとする謎の男たちがあらわれ、事態は最悪の方向へ進んでいきます。

 その囚人は、警察の汚職に絡んだ事件の証人だったので、同僚の刑事たちから追跡を受け命を狙われます。

 人混みと渋滞している車。舞台となるニューヨークの雑踏のできばえがとてもすばらしいです。そういうごっちゃりした場所でのアクション、カーチェイスは迫力満点です。

 主人公のかつての相棒で、いまは敵方のリーダーである刑事(デヴィッド・モース)が渋くてかっこいい。
 囚人役にはモス・デフ。おしゃべりで、おもしろく、ここまではだめだったけどこれからはちがうぞと、まだまだ希望に充ちている男を演じます。

 ストーリーがよく練られていて、これはバッドエンドしかないかというところから起死回生を狙ってきますし、追々あきらかになっていく人物同士の関係が、展開のおもしろみだけではなく人物描写に深みをあたえてくれています。シリアスに収斂していくドラマは、かなり日本人好みだと思います。もっと宣伝すれば、ロングランを狙える作品です。
 おすすめです。なにかないかと思っていて、これがやっていたら、迷わず選びましょう。

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