フィツカラルド
19世紀末、植民地の時代。アマゾンの入植者フィッツジェラルドは自分の住むアマゾン奥地の町にオペラの劇場をつくり、本場イタリアのオペラを呼ぶことを夢見ている。そのための資金を稼ぐために、ゴムの農場を持つことにした。川の上流にまだ手がつけられていないゴムの木の密生地があった。川の途中に"ポンゴの瀬"とよばれる急流の難所があって、船が通れなかったのだ。フィッツジェラルドは、その川にべつの川が近づいている場所を地図に見つけた。そこを越えさせればいい! 数100トンある船に山を越えさせる前代未聞の計画が実行に移された。
強烈な情熱を形にした映画です。撮影そのものも難航し、狂気にも近い情熱が最後にはこの映画を完成させる力となっています。
主役フィッツジェラルドを演じるクラウス・キンスキーは顔が怖くって、しかし笑顔に魅力があって子供っぽさも感じさせ、ぴったり役にはまっています。3人目の主役ということだけれど、それまでは誰にするつもりだったんでしょう?
オペラは、主人公のモチベーションですが、最初はそれだけのことで、物語の組み立てとしてはべつの物にも変えられるような要素にすぎませんでしたが、事をなした後、物語の終盤では、もはやなくてはならないものになります。オペラの荘厳な色と一体になります。神話的であり、グロテスクでもあり、とても魅力があります。とり憑かれます。
"フィツカラルド"
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
出演 クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナーレ、ホセ・レーゴイ、ミゲル・アンヘル・フェンテス、パウル・ヒットシェル、ウェレケケ・エンリケ・ボボルケス ほか
- 円
監督 ヴェルナー・ヘルツォーク
出演 クラウス・キンスキー、クラウディア・カルディナーレ、ホセ・レーゴイ、ミゲル・アンヘル・フェンテス、パウル・ヒットシェル、ウェレケケ・エンリケ・ボボルケス ほか
- 円



コメントする