7月24日通りのクリスマス
「7月24日通りのクリスマス」をみました。
恋でも仕事でもきらびやかでお姫さまのような生活を送れる"むこう側"のひとと裏方さんになってそれをうらやましくながめているぐらいしかできない"こちら側"のひと。自分はこちら側だと思っているOLの小百合(中谷美紀)はそれでもすてきな恋も王子さまの登場もあきらめてはおらず、空想の中でいろいろ夢見ている、ひとりっきりが長い女の子。ずっと想いつづけてきた自分の中の王子さまランキング397週ナンバー1の奥田聡史(大沢たかお)が帰郷し、OB会で再会。なぜだか、なぜだか、運命のいたずらか、ふたりは急接近していくのです。
長崎が舞台となります。主人公、小百合が子どもの頃からずっと好きだった、いがらしゆみこのマンガ「アモーレ・アモーレ」の物語の舞台となっているリスボンに、この街が似ていると思っているので、風景がときどきリスボンに見えます。実際のリスボンでロケをしているのですが、だからってそれ以上のことはなく、贅沢なお飾りです。でも、やるからには本物の画をつかうだけの根性みせないとだめですよね。
あこがれの王子さまと、さえない女の子の恋はうまくいきすぎて、先行きの不安感がどんどん高まっていきます。それとダブらせて、主人公の弟(阿部力)がミスター長崎大学のかっこいい男なんですが、彼がこんどつれてくる女の子が主人公と同じタイプのさえない子(上野樹里)で、主人公の恋の行方だけでは語りつくせないことをこちらで描きます。
主人公のいつもそばにいる男性を佐藤隆太が熱演。また、主人公の父親の恋人役をYOUさんが演じています。YOUさんはたしか大沢たかおのファンだったから、すっごいうれしかったんじゃないでしょうか。
コメディタッチでなかなかおもしろい映画でした。



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