プラダを着た悪魔
きのう、「プラダを着た悪魔」を観てきました。
ジャーナリストになる足がかりとしてまずファッション誌トップの「RUNWAY」の秘書になったアンディ(アン・ハサウェイ)。それは伝説的編集長ミランダ(メリル・ストリープ)の独善的な仕打ちに耐えなければならぬ地獄のポストだった。——そんなふうに始まる、ファッション業界の内幕を描いた映画です。
映画全体にわたるストーリーは、犠牲になっていく私生活なのですが、映画のおもしろみは編集長ミランダがもたらす"問題"。演じるメリル・ストリープが、小林幸子と美輪明宏を足したような風貌の強烈なキャラにみごとになりきっています。奇妙なほどの執着など、クセの作り方がうまいです。終盤、アンディにちょっとだけ打ち明けてみせる弱い部分の演技がまたよくて、ずっとファンだったひとはあらためて魅力に感心するはずです。
ストーリー的にはもっとスリリングにでもできたと思うのですが(終盤で展開するエピソードを全体に絡めるとかして)、それはやらずに、筋はあっさりめです。そのため、観ているときはおもしろかったのに、終わってからの印象がかなり弱くなっています。"ミランダ問題"だけで充分たのしめるので、必要ないと判断したのでしょうか?
脇を固めるスタンリー・トゥッチがいい味をだしていて好きです。ハゲのメガネのおしゃれさんのあのキャラです。アンディのいい相談相手であり、ださださのアンディをきれいにするアドバイザーにもなっています。
ふしぎに思ったのは、映画のサントラに、オープニング曲でもあり、予告篇にもつかわれていたケイティー・タンストールの「Suddenly I See」が入っていないこと。最近はこうなのか昔からこうなのかわかりませんが、「マイアミバイス」もLinkin Park&Jay-Zの「Numb-Encore」が入ってませんでした。ビジネス上の事情か、CDは先行してでているようなので急遽使われることになったせいなのかわかりませんが、ファンをないがしろにしている感じがあります。



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