2007年2月10日

墨攻

bokkou.jpg 槍と弓、石造りの城、古い中国の戦闘が大迫力で展開されます。主人公は、「インファナル・アフェア」「LOVERS」で知られるアンディ・ラウが演じる、墨家の若き技術者"革離(かくり)"。小国の参謀として招かれ、大国の軍勢を退けます。

 墨家は平和を重んじる思想集団です。しかし、ただ平和を唱えるだけの団体ではなく、すぐれた技術者の集団でもありました。戦争の技術にも精通しており、他国に攻め込まれて困っているどんな国にも望まれれば援助の手をさしのべました。

 "革離"も重責を果たし、攻め込んできて大軍を退けました。物語の後半はそこからはじまります。

 戦いもあり、ロマンスもありと、かなりおもしろいのですが、主要人物がかなり死んでいくのがけってんです。戦争の悲惨さを伝えるためなのでしょうが、ある人物が助からなかったのが私は残念でした。自分はけっこうデッドエンドに許容があるほうなのですが、他の人をあれだけ死なせているかわりに、あの人は助けてほしかったと思います。かなり酷い目に遭わされたんだし、助かってもよかったんじゃないかと思うんです。死なすならもっと早い段階で死なせて、その死によって展開するストーリーがあるなら、まだ納得ができるんですが。このもやもやした気分でマイナス1点です。

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