2007年2月21日

世界最速のインディアン

stub-theworldsfastestindian.jpg インディアンというのはアメリカの古いオートバイメーカーの名まえです。主人公の老人が若いころに手に入れたそのバイクでスピードの世界最高記録に挑む物語です。
 おじいさんとスピードという取り合わせがよい感じです。

 主人公は、ニュージーランドから貨物船でアメリカのロサンゼルスへ渡り、ハリウッドへ。おんぼろの車を買ってスピード競技が行われるソルトレイク・シティへと旅します。この珍道中がなかなか楽しい。デヴィッド・リンチがトレイラーで旅する老人を描いた映画「ストレート・ライフ」とおなじおもしろさがあります。

 シンプルなストーリーのドラマですが最後まで飽きさせずに見せてくれます。

 ラストの作りが、このまま引退?それとも死んじゃうの?と思ってしまうような演出になっているんですが(とくに家にもどって倉庫へ入るところの場面)、最後には字幕で「この後、何度も競技に参加して自らの記録を塗りかえ続けた」と表示、思わせぶりな演出をすべて無駄にしています。制作者の意図がわかりません。ここがマイナス点です。もしかすると、もう、終わっちゃうと思った? へへへ、まだまだやり続けたんだぜ、この男は、と思わせたかったのかもしれません。でも、そうなら、ちょっと下手ですね。もったいないです。

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