バベル
アフリカ旅行にいった夫婦がバスで移動中に、妻が外からライフルで撃たれ、そこから物語が拡散していきます。その夫婦、銃を撃った者、夫婦の子どもたちと子守の女、銃の元の持ち主と娘。
着想としてはこの映画の監督のべつの作品「21グラム」と似ているところがありますが、「21グラム」は事件がそれぞれを密接に絡めあいますが、「バベル」ではつなぎあわせません。それぞれの家族はそれぞれの物語を進めていきます。
映画を観てしまうとタイトルの「バベル」の意味をつかむのがむずかしくなります。バベルで思いうかべる、言葉の違いから心がバラバラになる、という物語ではないからです。バベルよりもさらに進んで、言葉が通じあっていてもバラバラな自分たち、つながることを求めているんだけどうまくいかなかったひとたちのストーリーでしょう。もしかしたらバラバラじゃなかったのかもしれない。じつは自分から避けていただけなのかも。そんな部分が多いように思いました。



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