眉山
映画館へ行く途中、車で聴いていたラジオ番組に、この映画の音楽を担当されている大島ミチルさんが出演されていたのが、この映画を観るきっかけでした。
そうでなければこの映画は観なかったかもしれません。親子もの、感動ものを売りにしている。そして、原作が"さだまさし"。わたしは、さだまさしが行う感動ものは"臭み"を感じてしまい、苦手です。
そんな苦手意識も映画が始まってしまうとすぐになくなってしまいました。ああ、観てよかったです。先入観はやっぱりいらんものですね。
映画は、松嶋菜々子演じる咲子の母が倒れ、故郷、徳島に戻ることから始まります。咲子さんは旅行会社で働いています。仕事はできるけど、仲間に冷たい、というエピソードがあります。徳島に戻り、母が入院している病院に行くと、母親が気の利かない看護師をピシリと叱りつけている場面に遭遇、ああ、親子だねー、とわかる演出になっています。咲子はそんな母をみて怒る、というのも、いかにも親子っぽくって、単純にしてとても効果的な演出にうまさを感じました。
このお母さんを演じるのは、宮本信子さんです。よいですわー。強気な女性を好演しております。最高です。
咲子はまだ父親に会ったことがないのですが、このお母さんとお父さんのエピソードがまた切なくってよいんです。



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