2007年6月21日

ゾディアック

 「セブン」「ファイトクラブ」などマニアックな題材で映画を撮り続けるデビッド・フィンチャー監督の新作は、 連続殺人犯"ゾディアック"に翻弄された刑事、新聞記者たちを描いた作品です。

 これまでにデビット・フィンチャーが作りあげてきた映画のようなセンセーショナルなタッチのものとは異なり、地味めの刑事ドラマような作りになっています。ほんと、アメリカの昔の刑事ドラマを観ているような気分になりました。

 主人公は新聞社のイラストレーターで、"ゾディアック"の事件をくわしく追っていた記者と親しく、犯人が見つからず事件が迷宮入りになる気配が濃厚になってきた時期から独自に調査にのりだます。前半では脇役、後半から本当に主人公になっていきます。

 まちがった推理をしたとき、それが枝道であることをはっきりとしめさないので、なぜそれがまちがいでいまのほうが正しいのかちょっとわかりにくい気がします。DVDになったときの追加映像やオーディオコメンタリー(監督や俳優などが映像をみながらぺちゃくちゃ喋くる音声解説)にもう少しの説明を期待です。

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