2007年10月26日

ヘアスプレー

 先週の土曜日は遅くならずに仕事を終えられたので「ヘアスプレー」を観に行きました。

 休日は一日もとれそうもないので、土日とか考えずに、早めに仕事を終えられる日に観に行くしかないのかなと思いながら、映画館へむかっておりますと、……あ、あれ、タイヤの感触が変だ。いやな予感。あ、あ、あ、パンクした〜
 がっかりですよ。
 修理施設のあるスタンドまでだましだまし走っていきましたが、あーあ、タイヤから煙が……ぜんぜんだませてないよ。
 それでも道が暗くてしょうがないし、スペアに履きかえる作業を思うと憂鬱がさらにますので、がんばって、いや、がんばったのは自分でなくて車なんですが、なんとかスタンドへたどり着きました。
 自分の車に合うサイズのタイヤがそこにはなかったので、スペアに履きかえてもらうだけして、とりあえず映画館へ。
 だめになったタイヤは焼けていたので、車内に臭いがこもるこもる。エアコンをフルに効かしての運転です。
 映画館はスタンドからも見える位置にあります。立体駐車場をのぼって、奥目のすいている場所に駐車。スペアタイヤのままの車をみられるのはちょっと恥ずかしいじゃないですか。

 そんなこんなで、まじへこみながらの映画鑑賞となりました。

 「ヘアスプレー」は60年代の古いアメリカが舞台となります。
 歌とダンスが大好きな女の子が主人公です。
 好きなテレビはもちろん若者向けの歌番組。
 ある日、その番組で、欠員のでた出演メンバーのオーディションが行われることになります。
 主人公はもちろんオーディションに参加します。
 でも、彼女は、チビでデブな女の子なのでした。

 テンション高めの、ミュージカル映画です。
 女の子のチビデブは、まー、あんまり問題となりません。60年代は、黒人差別があからさまな時代で、人種差別に対する反対運動が盛りあがったころです。この映画でも黒人差別の問題が盛りこまれています。チビデブは、差別される側という共通点として使われているだけです。
 でも、キャラクターとしてはその設定が充分に生かされています。森久美子さんの少女版といった感じで、とってもキュートなんです。すっごい元気だし。こっちも元気をいっぱいもらいました。

2007年10月11日

パーフェクト・ストレンジャー

 先週末の連休、最終日はなんとか夕方に仕事を終え、映画を観に行くことができました。
 なにを観ようかちょいと迷いましたが「パーフェクト・ストレンジャー」にしてみました。

 ハル・ベリー演じる主人公ロウィーナは、政治家や財界人などの秘密を暴きたてスキャンダルをものにする敏腕記者。 ふいにあらわれた幼なじみにスキャンダルのネタをもらう。それはその幼なじみがなんどか性的関係をもった広告会社の社長のことだった。急に無視されるようになったことを恨んでいるようだった。その彼女が一週間後、死体となって川岸にうちあげられた。ロウィーナは事件の調査にのりだしたのだったが……。

 といった感じに映画は始まっていきます。

 彼女の仕事の相棒で同志でもある"スーパーハカー"の男性とともに調査を進めていくんですが、彼は、なにやら秘密をもっているうえに主人公ロウィーナにひどく片思いしていてストーカー気味の行動をとっていて、とても怪しくなっていきます。
 死んだ幼なじみと関係を持っていた会社社長はやっぱり第一容疑者なんですが、彼の奥さんがとても嫉妬深くこれもまた怪しいと、さて誰が犯人なんだろうというストーリー展開になっていきます。

 でも、犯人捜しの映画とはいえないんですよね。
 ミステリ事典などによくミステリの守るべきルールというものが書いてあります。どんでん返しみたいなことをやるのはいいけど、それをここに書かれているようににやると、読者は"ズルい"と感じて"どっちらけ"ちゃうよ、という教訓です。
 そのルールのひとつをやぶってるんですね。
 でも、ドラマやゲームなどでもそのルールはよくやぶられているんで、いまさら目くじらをたてるのはどうかとは思うんですが、観客と犯人捜しの対決をするといった意味ではやっぱり真っ向勝負をいどんできていないんで、真剣に犯人捜しをすると、がっかりー、な結末になってしまいます。
 それでも、その結末を有効利用してラストをきめてくるので、満足感は得られます。
 犯人捜しにやっきにならずに観るのが吉でしょう。