2007年10月11日

パーフェクト・ストレンジャー

 先週末の連休、最終日はなんとか夕方に仕事を終え、映画を観に行くことができました。
 なにを観ようかちょいと迷いましたが「パーフェクト・ストレンジャー」にしてみました。

 ハル・ベリー演じる主人公ロウィーナは、政治家や財界人などの秘密を暴きたてスキャンダルをものにする敏腕記者。 ふいにあらわれた幼なじみにスキャンダルのネタをもらう。それはその幼なじみがなんどか性的関係をもった広告会社の社長のことだった。急に無視されるようになったことを恨んでいるようだった。その彼女が一週間後、死体となって川岸にうちあげられた。ロウィーナは事件の調査にのりだしたのだったが……。

 といった感じに映画は始まっていきます。

 彼女の仕事の相棒で同志でもある"スーパーハカー"の男性とともに調査を進めていくんですが、彼は、なにやら秘密をもっているうえに主人公ロウィーナにひどく片思いしていてストーカー気味の行動をとっていて、とても怪しくなっていきます。
 死んだ幼なじみと関係を持っていた会社社長はやっぱり第一容疑者なんですが、彼の奥さんがとても嫉妬深くこれもまた怪しいと、さて誰が犯人なんだろうというストーリー展開になっていきます。

 でも、犯人捜しの映画とはいえないんですよね。
 ミステリ事典などによくミステリの守るべきルールというものが書いてあります。どんでん返しみたいなことをやるのはいいけど、それをここに書かれているようににやると、読者は"ズルい"と感じて"どっちらけ"ちゃうよ、という教訓です。
 そのルールのひとつをやぶってるんですね。
 でも、ドラマやゲームなどでもそのルールはよくやぶられているんで、いまさら目くじらをたてるのはどうかとは思うんですが、観客と犯人捜しの対決をするといった意味ではやっぱり真っ向勝負をいどんできていないんで、真剣に犯人捜しをすると、がっかりー、な結末になってしまいます。
 それでも、その結末を有効利用してラストをきめてくるので、満足感は得られます。
 犯人捜しにやっきにならずに観るのが吉でしょう。

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