アンダカの怪造学VI 飛べない蝶々の鳥かご迷路
今回は、新入生の女の子が波瀾を巻き起こします。制服はすっかり改造されてコスプレ風。しゃべりは誇張されたギャルのよう。見た目からして変わり者、不思議ちゃんな彼女は、入学式の新入生代表の挨拶で、生徒会長の座をかけたイベントの開催を勝手に宣言。好奇心をくすぐるみごとな演説で生徒たちをやる気にさせます。先生の方も、もともと校長がおもしろいことが大好きなやっかいなひとだったので自動的に了承。"魔王杯"と名付けられた正体不明のイベントがスタートすることになります。
この女の子、友達は"利用する"が信念。"利用する"というと聞こえが悪いですが、言い換えれば、そのひとの才能を生かし育てる、いっしょになにか大きなことをやる、というリーダー的な資質です。
主人公の空井伊依(すかいい・いより)は、これまで、魔物は友達という"お友達理論"を進めてきました。"友達を利用"ときいて、イラッときますが、さて、自分はそうではなかったのか、利用してこなかったか、と、新入生の女の子との"違い"をめぐって思い悩みます。
くわえて今回は、伊依の親友、魅神香美の過去があきらかになります。初回から何度も伊依のピンチを救ってきた彼女ですが、描写はいつもあっさりとしていて、どういう人物なのかを知ることはできませんでした。ようやく、その人となりをうかがえるエピソードが語られました。



