スケルトン・キー
アメリカ南部の湿地帯にかこまれた古い屋敷で、脳梗塞でうごけなくなった老主人の看護をすることになったキャロライン(ケイト・ハドソン)は、この老主人の身に起こった不幸が、病気などではなく、この土地に伝わる古い魔術の力であることを知る。彼が倒れたという屋根裏には隠された部屋があり、中には奇怪な道具があふれ、呪文を録音したレコードと、この屋敷にかつて住んでいた人たちの写真があった。キャロラインは老主人を救おうと調査を開始する。
そんな感じに始まります。
ホラーというよりもサスペンスに近い作品です。古典的な怪奇小説、
ゴシック・ホラーは探偵小説の雰囲気がありますが、そのテイストですね。
ラストですべてがわかります。それだけじゃなく、これもそうだったんだな......というか、そうするとあれもじゃないか、あれもそうだったのか、と、ばらばらだった出来事がパズルのピースだったことがわかってきます。
映像もかなり綺麗です。思わせぶりなことをやりすぎた場面もありますが、全体としては満足できるできばえになっています。
おすすめの映画です。
タイトルのスケルトン・キーというのは辞書を引くと、合い鍵、マスターキーとあります。主人公のキャロラインは映画全般にわたって屋敷に来たときにもらったマスターキーで屋敷のドアをかちゃかちゃと開けていくんですが、タイトルにするほど重要かな? とも思いました。暗示あるいは物語の象徴であるといえば、うっすらとはあるんでしょうが、これをタイトルにしたほうがいいかはけっこうむずかしいところです。


