ワイヤー・イン・ザ・ブラッド
連続殺人犯を追う女性刑事と臨床心理学者のコンビを描いたイギリスのドラマシリーズです。
猟奇殺人っぽいものまで扱いながら、イギリスの推理ドラマ特有の質の高いしっかりした味わいで楽しませてくれるなかなかの作品です。
レンタルだと1話目は『ワイヤー・イン・ザ・ブラッド』(原題: WIRE IN THE BLOOD-THE MERMAIDS SINGING)、2話目は『キリング・シャドー』(原題: WIRE IN THE BLOOD-SHADOWS RISING-)、3話目は『デス・ペナルティー』(原題: WIRE IN THE BLOOD-JUSTICE PAINTED BLIND-)となっています。3作で第1シーズンです。以後、4作で1シーズンを構成し、現在は第4シーズンまでDVDがでています。
1話目は、犯人がむこうから現れ、推理や思わせぶりな演出による進行がラスト前でぶっちぎられるので、ちょっと残念なできばえです。犯人がむこうから現れるのは、犯人が報道を意識しているという伏線が張られているのでおかしくはないんですが、まったくいままででてこなかった人物が犯人としてでてくると、ここにくるまでのあの場面やあの場面はなんだったんだよという気分にさせられるので、いい構成とはいえないと思います。
2話目は、芸能人にまとわりつくストーカー的なファンと、少女の連続殺人です。さてこのふたつの事件がどうやって絡まってくるのかが興味を引く作品。できばえは良。だけど、犯人の動機に説得力が弱く、これだったらあえてもう少しわかりにくくして動機に不透明さをもたせたほうがよかったのかもと思いました。まあ、犯行を重ねているうちに異常性が増したんだろうけど、それは見ていてわかりにくい。ストーカーというものがそれを説明しているのかな? むむ。
3話目は、犯人が裁判で無罪となっていまだ解決していない少女暴行殺人事件の犯行をまねた殺人事件が起こります。死体には数字の2と書かれた紙がとめられており、犯人からのメッセージが感じられます。無罪となった犯人がまた犯行を重ねているのか、そうでないなら模倣犯か、もしくはなんらかの復讐がおこなわれているのか? 推理は二転三転としながら緊迫感を高めラストへとつながります。これは傑作です。
参考リンク
→「Nice to meet you!」サイト内ワイヤー・イン・ザ・ブラッドのレビュー参考リンク



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