V フォー・ヴェンデッタ
映画は、量産品といった感じの、よくある管理社会・独裁国家への抵抗映画になっていて、なぜかそういう問題意識をもっているひとがブログで高く評価していて、あの映画よりもおなじテーマでもっといい映画や小説がたくさんあるじゃないかと当時疑問に思ったものでした。
凡作ゆえに、謎のヒーロー"V"がヒロインを監禁して厳しい尋問を体験させるなどストーカー的な異常性ばかりが目立ち、これは逆に抵抗運動のイメージを悪くしようとしてるんじゃないかと疑ってしまうほどです。
原作では、ストーリーの大部分がおなじでありながら、禅問答的な不思議な印象を抱く展開になっており、映画のような単純さは感じられません。Vも最後まで正体不明の不思議な人物になっています。
ここでのVは、映画のように独裁者とその体制を倒すだけでなく、どんな状況でも自由な生き方があることを告げ、牢獄のような体制を壊した後のことを考えています。(そういえば、昔から自由を求めるひとがすることは破壊だけだ。壊して、壊して、壊して......そのあとにまた牢獄が建つ)。




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