狂乱家族日記 拾参さつめ
前巻で、正夢カジノの支配者決定戦に敗れた黄桜乱命は、正夢町を日本列島から切り離し海上を自由に移動する島に変え、町のルールも戦国ゲームのように力で物事を奪いとり支配するように変更。この島を"鬼ヶ島"と名付けました。
今回は、"お父さん"の凰火(おうか)と優歌、そして死神三番こと霧岬知紅の3人が、ちりぢりになった狂乱家族をさがしだそうとするところからスタートします。
が、でだしが、ルールと状況の説明を会話し始め、ゲームのチュートリアルのようです。こういうのは今までの日日日作品にはなかったような気がします。ただ、「でだし」っていうのは失敗しがちだし、書きにくいところなんで、これで勘弁してくれ、とダメとわかっていても押し切ってしまう気持ちはわからないでもありません(悲)。
序盤をぬけてしまえば、いつもどおりになりますので、気になる方にはちょいとがまんして、読み終わってから文句をいっていただきたいところです。
不解宮が地下帝国の手の者に誘拐されたり、平塚雷蝶が本格的に活動を始めたりもしていますが、今回の目玉は、「銀夏・乱命・千夏」の三角関係に決着がつくことでしょう。しかも、ここでは凶華さんが大人になっていてびっくりさせられました。めずらしく、にぎやかしじゃありません。
そして、つぎからは「地下帝国編」。すべてに決着がつくことでしょう。たのしみです。
そういえば、黄桜洒門さんがどうなったか語られていませんが、ひと暴れするんでしょうか。



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