ローズ・イン・タイドランド
ギリアムの他作品にあるようなガラクタいっぱいのコントみたいな映像です。シュールには行ききらず、シリアスからは外れていく。ひとりよがり的ではあるが、理解させることは要求しない。
ストーリーは、不思議の国のアリスを香り付けにちょいとくわえた現代のおとぎ話。
ロックとドラッグづけの両親もつ女の子ジェライザ・ローズが主人公。
母がクスリで死んだ夜、父につれられて、父の故郷テキサスにやって来ます。祖母がすんでいた荒野の一軒家には、もう祖母の姿はありませんでした。
父親はすぐにクスリで夢の彼方へいってしまったので、ジェライザ・ローズはいつものようにバービー人形の頭を指にさしてそれを相手に会話をします。
外を探検していると、魔女のような女性に会いました。それから、ちょっと変な言動が目立つディケンズという名の若い男性。そこから物語はさらに進んでいきます。
ギリアム作品としては私は良い方に入れます。結末も好きです。リア充爆発しろ!ですね(?)。
自分も、子どものころは、友だちのような小さな人形を持って歩いていました。怪獣の人形を会話させたりして遊んでもいました。ジェライザ・ローズに不思議さは感じません。想像というか妄想というか、そういうものは強さであり弱さでもあったように思います。良いものであったか悪いものであったかはわかりません。どちらであったにせよ、変わらず、想像をしていたと思います。



