2004年6月23日

のだめカンタービレ

4063259684.09.MZZZZZZZ.jpg4063404765.09.MZZZZZZZ.jpg二ノ宮知子さんのマンガをしったのは、連載されていた「平成よっぱらい研究所」でした。二ノ宮さんとその飲み友だちの笑えるエピソードでつづられたエッセイマンガです。どろどろしたところがなく、すかっとした気持ちよさが魅力。
エッセイはおもしろいんだけど、ふつうの作品として描かれたマンガはどうなんだろう、たいがいの場合エッセイでみられる自由奔放な展開・表現がなくてがっかりさせられるが通例、とそれまで敬遠してきたのですが、「のだめ」は単行本がでるたびにランキング上位に入っており、最近おもしろいマンガにであえてないのもあって、ためしに2巻まで買ってみたところ、とてもおもしろく、のこりすべてまとめ買いしてしまいました。
内容は、音楽大学に通う学生たちの生活を描いています。かっこよくて才能あるクールなオレさま的な青年〈千秋真一〉と、〈のだめ〉こと野田恵がストーリーの中心となる人物。のだめは、天然の不思議ちゃん。子どもっぽい性格。「がぼん」とか「ぎゃぼ」とか奇声を発する。部屋はゴミの山。〈のだめ〉は〈千秋〉を好きになり、すっかりなついてしまう。〈千秋〉のほうは、だいぶなれてくると、ペットとおなじような感覚をもちはじめる。恋愛感情ではないよう。ほかの登場人物たちもそれなりにみんなどこか変なくせを持っている。これはエッセイでもみられた人間観察です。リアルだなと思います.

"のだめカンタービレ"
二ノ宮知子
各410円
Amazonアソシエイト

2004年6月 6日

橋田さんの遺志を継ぐために

4408007722.09.MZZZZZZZ.jpg4776201321.09.MZZZZZZZ.jpgネットでたくさんとりあげられているから自分はやらないほうがいいかなと思っていましたが、それは逃げで自己保身にほかならないと気づいたので、かなりおそくなりましたが、橋田信介さんの本をとりあげます。
戦場にとびこんでいってそれを取材してきた橋田さんは、戦場と戦争をわけて考えます。戦場とは戦いの現場、橋田さんが実際に取材してきたきた場所です。戦争とは、そことはちがう政治の場、会議室のなかでおこなわれていることとしています。戦場では、戦争は収まらない。戦争を始め、終わらせるのはあくまでも政治の場であるわけです。また、平和をうったえるひとたちは殺しあいの現場である戦場のみを問題としてきたが、戦争を終わらせたい、戦争という手段をとらないでおきたい、のならば、政治の場を問題とすべきだともいっています。
そのとおりだと思います。平和主義者は懸命に政治的であるべきです。折り鶴で平和を祈るという行為がはやりましたが、あれは政治の場に参加するにはまだ幼い小学生ぐらいまでならよいのですが、それが大学生ともなるとまちがった平和運動といってよいでしょう。選挙権を持っていないひともまだいるでしょうが、政治的に活動すべきです。折り鶴を折ったひとたちはたくさんいました。それは大きな勢力です。無視できない力を持ちます。

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