2004年10月25日

中国の言論統制(中央宣伝部を討伐せよ)

4794213395.09.MZZZZZZZ.jpeg中国のあらゆる報道を検閲し、自由な言論を封殺する、メディア統制組織〈中央宣伝部〉の罪を告発する書。

中国が自由な発言ができず、つごうの悪いことは隠され、偽りに満ちたきれいごとばかりが報道される国であることはしっていましたが、それをおこなっている〈中央宣伝部〉の行動はまったくどこからもチェックされておらず、幹部の気のむくまま、しかも賄賂が横行し、さまざまな悪事が封印されているという為体、あきれてしまいました。

メールで友人たちに配ったものが勝手にウェブサイトに公開され、世界中に広まったという、表題の檄文のほか、メディア統制に関する、論文というよりもコラム的な文章がおさめられています。

現代の中国メディアを知るのによい資料ですし、人の振り見て我が振り直せ、日本の言論をかえりみるのにも役立つと思います。

"中央宣伝部を討伐せよ"
焦 国標
草思社
1680円
Amazonアソシエイト

2004年10月23日

伊藤歩

月刊なんたら〜、という、女性タレントさんひとりにスポットをあてたミニ写真集のシリーズがありますが、今月は伊藤歩でした。
日本映画、とくに岩井俊二作品ではおなじみの女優さんです。
特に写真集というものが存在しないので、この本は貴重です。
前々からいいなーと思っていたので購入ボタンを即クリック。

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2004年10月21日

クリスマスのフロスト

4488291015.09.MZZZZZZZ.jpegフロスト警部シリーズ第1作。行方不明の少女の捜索と、その過程でみつかった死体から過去の迷宮入り事件が解きあかされる、というのが軸となっています。

3作目の「夜のフロスト」を読みはじめているのですが、フロスト警部の下に新人・新任の若い刑事がつく、という配役は、このシリーズのパターンのようです。フロストとフロストをバカにしている新人君のふたりの視点で物語はすすんでいきます。新人君はどうもバカにしすぎなので、自然と読者はフロストを応援する形になります。いくらドジを踏んでも、あーあ、とあきれずに、フロストがんばれ、の気持ちにさせられます。この辺は上手です。

死んでしまった奥さんへの気持ちを吐露するフロストが今回とてもかっこよかったです。けしてうまくいっていたわけではなかっただけの"つらさ"、のこされた者の後悔。心にしみいります。

"クリスマスのフロスト"
R.D.ウィングフィールド
創元推理文庫
924円
Amazonアソシエイト