魔の沼
夢の中でルミは黒い水をたたえたあやしい沼をみる。沼をみた場所にいってみるとそこはただの荒野原だった。しかし、ある日、ほんとうに黒い沼があらわれた。
オレンジ党シリーズの2。
今回は、不吉さがただよい、それがいい雰囲気をだしています。
黒い沼の根源はルミの中にあり、"古い魔法"をつかさどる一族の当主は、"黒い魔法"の恐るべきたくらみをうちこわすにはルミのいのちが必要になる、と告げ、オレンジ党のエルザ、道也もルミをどうにかしなければならないことを悟ります。
そしてこの地で井戸に落ちて命をうしなった女の子の影。昔話のようなせつないエンディングをむかえることになります。
そういえば「オレンジ党と黒い釜」のときから死の影はちらついてました。オレンジ党の子どもたちの親も過去に"黒い魔法"によって命をおとしていることになっています。
この物語では、死はほんとうに死で、生きかえることはありません。だから、ルミがどうなるかはけっこうドキドキです。主人公だし、3巻もあるのだから、死なないだろうとは思っているのですが。


