2008年6月 5日

狂乱家族日記 七さつめ

Amazon.co.jp: 狂乱家族日記 七さつめ (ファミ通文庫 あ 8-1-7) (ファミ通文庫 あ 8-1-7): 日日日, x6suke: 本 アニメ化されてたんですねー。小説の刊行スピードにも遅れてるし、もちょっとがんばらねば。ま、でも、遅れたら、遅れただけのおもしろみもあるんですけどね。アニメはDVDがでたら借りて観ようかな。

 さて、七巻目の内容は、これがこれまでなんども語られてきた「来るべき災厄」なのか、宇宙から隕石となって降りそそいできた恐ろしい生命体から逃げのび、地下へ避難した乱﨑家一行。天から落ちてきたものとはまた違う別種の生命体の驚異に直面します。超生命体同士の恋あり(といっても人間にしたら単純なラブコメ程度なのですが、SFにおいての恋はみーんなそんなもの。だけど重要で絶対なのだ。よくわかんないけどSFのひとはすげえロマンチストなのだ)。そして、あのクラゲちゃん、乱﨑月香の正体がはっきりとわかります。
 シリーズ全体の物語の折返し点になりそうです。

"狂乱家族日記 七さつめ"
日日日
エンターブレイン(ファミ通文庫)
630円
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オンライン書店ビーケーワン

アメリカン・タブロイド

Amazon.co.jp: アメリカン・タブロイド〈上〉 (文春文庫): ジェイムズ エルロイ,James Ellroy,田村 義進: 本 舞台は、ケネディがトップスタートして輝こうとしていたアメリカ。 登場人物は、盗難車の売買を取り締まる囮捜査官のケンパー・ボイド。彼は才能を買われてFBI長官エドガー・フーヴァー直属となり、ケネディ兄弟のふところへと入り込む。そして、ケンパーに弟分としてかわいがられてきたウォード・リテル。度胸がなく、無謀な突っ張りをして取り返しのつかないことをしがちである。それから、ピート・ボンデュラント。元・悪徳刑事で、いまは強請専門の私立探偵。大富豪ハワード・ヒューズの下で裏の仕事をするようにもなっている。
この3人を中心に、悪人たちが動きまわった暗黒のアメリカが描きだされてゆきます。

 エルロイの作品としてはあっさりとした印象を受けました。ケネディ暗殺を「その時」としてラストに置き、「喪失感」をメインにしているためにそうなってしまったんだろうと自分では思っています。
 暗殺の時が近くなると、それまで物語の主軸になっていたいろいなことがつぎつぎに失われていくので、実体験のように喪失感を感じさせてくれます。そうした気分でむかえる暗殺のその時は、宗教の聖なる出来事に対面するかのようです。

"アメリカン・タブロイド"
ジェイムズ・エルロイ
文春文庫
Amazonアソシエイト
オンライン書店ビーケーワン