メールで届く国際情勢。
ニュースにはでてこないところを解説してくれます。
たとえば、地球温暖化問題の政治的側面。側面というよりも、その活動はまったく政治的で、二酸化炭素排出規制はすでに工業生産から情報産業へ移行しつつある欧米にとっては思ったほどきついものではありませんが、これから発展する国々にとっては大きな足枷になります。二酸化炭素排出規制は、欧米がこのままの優位を保つために非常にいい武器になるわけです。にもかかわらず、アメリカは二酸化炭素排出規制に反対です。それはなぜか(→地球温暖化問題の歪曲)、とか、
ロンドン同時爆破事件のとき、誤って射殺された男性がいましたが、日本の報道では、"彼が(夏なのに)コートを着ていて、呼びとめたら駆けだして逃げたので、自爆テロ犯だと思い射殺した、しかし彼はテロリストではなかった"という感じで終わっていましたが、これは実際には二転三転、最終的には駅の監視カメラに映っていた映像で、コートなどは着ておらず、ふつうのようすで切符を買い、列車に乗り遅れそうになりちょっと駆けた程度、空いている席に腰かけたところを、調査員がふたり急に乗りこんできて、ひとりが彼を押さえこみ、もうひとりが至近距離から頭に銃弾を7発撃ち込む、という状況が判明、殺された男性はテロリストでもなんでもなく合法的に入国し電気工として働いていたごくふつうの人物でした。テロがあったばかりだからほんとうは間違えちゃいけないんだけど調査員に同情できる面もあった悲しい事件だと思っていたら、なんだかもう完全にむちゃくちゃなことが起きていたわけです。(→米英を内側から崩壊させたい人々)
あとは、これからのアジアの外交戦略の指針に共感しました(→日本:脱亜入欧から親米入亜へ)。それは、日本が、中国に対等な立場でしっかり物がいえる存在になることです。中国は日本の侵略行為を批判していますが、自分たちは平気で侵略行為をくりかえしてきています(ウイグル、チベット、インド、ベトナム、朝鮮、フィリピン)。ほかのアジア諸国は、中国の台頭に危機感も感じています。日本が、中国を牽制する役割にたてば、アジア各国の支持が得られるでしょう。アジアの平和、繁栄への貢献は、これこそ過去の反省、名誉挽回につながります。
このニュース解説、べんりなのは、STUDIO-Mさんによる音声版があることです。
聴きながら読めば、むずかしい内容もけっこうすんなり頭に入ってきますし、iPodにいれて聴くこともできます。
田中宇の国際ニュース解説
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