ALWAYS 三丁目の夕日
自分が観にいっている映画館はシネコンよばれるタイプで、大小合わせて8つの上映室があり、複数の映画がかかっています。新しい映画が入ってくると、人気のない映画から消えていきます。映画館も商売しなきゃやっていけないからしょうがないことです。この日は、ハリポタ新作の初日(先週、先行上映していたので二週目ですが)、スクリーンはほとんどハリポタに割かれ、しかもどこも満席。あんまり隅の席はいやなのでほかの映画を選ぶのですが、今回は一度観たものばかり、観ていないのは「ALWAYS 三丁目の夕日」と「大停電の夜に」と「同じ月を見ている」。予告編の記憶をもとにするとどれもなんだか苦手なタイプの映画。
チケット売り場にならびながらぎりぎりまで迷いましたが、あ、そういえば、GROOVE LINEの秀島さんが日記で「ALWAYS 三丁目の夕日」をみて泣いたって書いていたっていうのを思いだして、「ALWAYS 三丁目の夕日」に決定。だまされたと思って観ることにしました。
戦後復興期の東京が舞台になります。青森から集団就職で上京してきた女の子、星野六子(堀北真希)。大きい自動車会社に入るもんだとばかりおもっていたら、ついた先は町の小さな修理工場で、ちょっとがっかり。その修理工場、鈴木オートの社長(堤真一)はめちゃくちゃ短気、直情単純だけれども根はすごくいい。その奥さんは薬師丸ひろ子さんが演じています。すごくいい感じ。子供には、小清水一輝。子役は重要です。鈴木オートのはす向かいには駄菓子屋があって三流児童誌に子供向けの小説を書きながら本格的な作家デビューをめざす茶川竜之介(吉岡秀隆)が住んでいる。彼は、近所にあたらしくできた飲み屋の女主人、石崎ヒロミ(小雪)の色香にまどわされ、酔ったいきおいで、ヒロミがあずかっている男の子(須賀健太)をかわりに世話することになります。
出だしはこんなかんじ。
登場人物たちのやりとりがおもしろい。笑えます。笑いのあるドラマでつなげながら、泣かすところでは泣かします。けなげさ、今はむりだというあきらめの悲しみ。笑いと泣きを映画の流れのなかに盛りこんでいくうまさ、その呼吸は、日本映画ならではだと思います。
おすすめです。




