2006年11月25日

チャットモンチー「シャングリラ」

Amazon.co.jp: シャングリラ: 音楽: チャットモンチー,高橋久美子,福岡晃子 このところずっとFMでかかっていて、だんだんと気にかかってきた曲です。
 第一印象ははインディーズからあがってくるユニットがこんなふうといった感じ。こういう、こなれきっていないような音楽がずっと好きだったので、じっと聴いていたんですが、くせになりました。
 CDを買って聴いてみると、ラジオではわからなかった音がはっきりします。思っていたよりずっとロックな音なんですね。イントロもかっこいい(ラジオだとしゃべりがかぶるのでちゃんと聴いていなかった)。
 歌詞は、恋人同士の男の子のほうがふたりのことを考えているところ。ひとりごとっぽい感じです。「希望の光なんてなくったっていいじゃないか」っていう負けん気のセリフがかっこいい。好きです。

 カップリングの「迷迷ひつじ」は曲もおもしろく、かっこいい。こりゃほんとにいいですねー。

"シャングリラ"
チャットモンチー
1223円
Amazonアソシエイト

2006年11月16日

Blog 27 「LOL」

Amazon.co.jp: LOL: 音楽: Blog 27 ラジオで「Hey Boy(Get Your Ass Up)」を聴いて気に入りました。打ち込みのドラムのテンポのいいリズムでどんどん運んでいく軽快なポップスです。きれいなリズムがそこにのったりして、気持ちいいです。それに、元気です。

 むー、13歳なんですかー。

 Hey Boy のシングルのジャケットが Amazon.comのほうにあったので下に貼り付けておきます。

 ポップスは駒が少ないんで新しいひとが活躍できる余地はまだまだあります。がっつりチャンスをつかんでほしいなー。

"LOL"
Blog 27
2100円
Amazonアソシエイト

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avexのBlog27オフィシャルサイト

2006年7月 6日

ミホミホマコト

Amazon.co.jp:ミホミホマコト(DVD付): 音楽 朝日美穂さんと、もりばやしみほさん、川本真琴さんの3人による期間限定ユニットのアルバム(DVD付)。明るいポップスが中心です。

 "I want to be loved"というおなじ曲がアルバムの最初と最後にはいっていて、最初は川本真琴さんのリードヴォーカルで、もうひとつは日本語バージョンで朝日美穂さんがリードヴォーカルをとっているのですが、ふたりの違いが比べられておもしろいのです。川本さんは10代の女の子の声質があって、子どもが甘えるときの媚態までも上手に使います。フレーズの終わりに声の特徴をさらに生かします。朝日さんもじつは声は高いのですが、低めに歌をスタートさせます。大人っぽく、微笑むような表情を声につけています。まだ片思い中の、恋心が燃えあがっている歌です。

 朝日さんがつくった"Sunset Blue"は切ないです。ちょい悲しげな曲は無敵です。朝日さん。

 それから、DVDにおさめられているPVは、えらいことかわいいですよ。ジャケットに使われている映像です。

2006年6月23日

宇多田ヒカル「ULTRA BLUE」

Amazon.co.jp:ULTRA BLUE: 音楽 トップランナーの再放送は観ることができました。宇多田さんの日記にはマンガのことをいっぱいしゃべったって書いてあったけど、放送にはその場面がなくてざんねんでしたが、やっぱりいつもの無理から躁状態にもっていっているような姿勢はまだありましたが、ガードなしに自分のことをしゃべっていたのが印象にのこりました。

 アルバム「ULTRA BLUE」はヒットチューンあり、メッセージ性の高いプライベートな感じのする曲もありと、おいしいお弁当のようにぱくぱく食べられました。
 好きなのはシングルのときからそうですが「Keep Tryin'」。あとは「日曜の朝」。
 それから、YMOっぽいアレンジの曲があったのに、へー、と思いました。意外な曲調ですよー。

2006年6月 2日

クラムボン「LOVER ALBUM」

Amazon.co.jp:LOVER ALBUM: 音楽 クラムボンのニューアルバムはカバーアルバムです。
 カバー集というと、みんなどんなきっかけで買うんでしょう? 今回の自分のようにファンならばふつうのアルバムのように買うでしょう。そうでない場合、好きなアーティストの曲がカバーされていて、それをラジオで聴いてほしくなったとか、好きな曲があってそのカバーを全部コレクションしているとか(めずらしい趣味をもっているかDJか)、そんなふうでしょうか。

 カバーアルバムを買ってからのことになると、気に入った曲のオリジナルをさがして聴いて、それで聴く音楽の幅がひろがりますよね。
 今回、一回聴いて、気に入ったのは12曲目の「おだやかな暮らし」。おおはた雄一さんの曲です。

欲しいものは
おだやかな暮らし
あたりまえの
太い根をはやし
好きな人の
てのひらがすぐそこにある
そんな毎日

と歌います。これが、二人の恋は終わったのだろうか、ということをいってからのサビなので心にしみます。

 YMOの「以心電信」、真心ブラザーズの「サマーヌード」、岡村靖幸の「カルアミルク」と知っている曲も入っていました。(なお「カルアミルク」は朝日美穂さんがプロデュースした岡村靖幸のトリビュートアルバムに入れたものとおなじもののようです)。

2006年3月16日

小島麻由美「スウィンギン・キャラバン」

B000EAV942.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg 最新アルバム発売!(ぱちぱちぱち)。iPodにいれて今日一日聴いておりました。
 前回はファン向けのブックレットつきのCD、デビュー前の宅録音源でした。これまで小島さんはライブなどでファンにたよりない印象をあたえてきて、ライブにいく機会が得られない私などもそんな話をきいて、そんなイメージでみるようになっていました。小島さんのバックミュージシャンはベテランぞろい、ひとくせもふたくせもある猛者です。かれらが"たよりない小島麻由美を支えている"というふうに語られるのが通例なのでしたが、デビュー前の音源を聴いてびっくり、わーすげえ完成度。すっかり小島麻由美を誤解していたのでした。ベテランのバックはささえているのではなくて、小島麻由美はデビューまえからもうすごく高いレベルにいたのです。同レベルだったのです。それだけのスキルがあるミュージシャンが必要だったのです。もう、びっくりですよ。

 さて、そのびっくりからのニューアルバム。曲調は軽快になりました。ここまでのところはバンドの勢いで押しながらも、ゆっくりな曲になるとどうもうつむきがちな曲が多かったのですが、今回は軽くなっています。
 キャラクターをつくってそのキャラを歌うのがはじめのころは多くありましたが、もうすっかり等身大の「私」です。

以下、アルバムの雑感です。

"ラスト・ショット" - 本番!っていっておきながらうまく打てなくて、やっぱこれ練習、って歌詞。ちょっとコミカルな歌い方。
"チョコレート" - 恋する思いを歌う。黒心がとろり。
"chakachakka" - 軽快な曲。歌詞は意味あってないようなもの。
"蝶々" - は「長調」なのか? これも歌詞をみるとふしぎな曲です。
"トルココーヒー" - だれかのおみやげだって飲ませてくれたこのトルココーヒー。ねえ、なにか入ってるんじゃない?
"モッキンバード" - ファンタジーRPGの壮大なオープニングにつかわれそうな曲調。
"赤い帽子" - なんだか毒吐きな日。目標とか目的とかわかんなくなったし、もやもや——な気分を歌ってる。得意のエキセントリックな女の子の歌。
"みずうみ" - ゆっくりでなめらかな曲。うまくいかないけどやっぱりまだあきらめていない気分を歌う。陰鬱さはなく、おだやか。
"サマータイム" - ゆっくりめでスウィンギング。ないしょの恋を歌っている。
"星の王子さま" - これもゆっくりな曲。これからを希望をこめて歌っています。

ああ、もうちょっと、まともなことを語りたいよ。力のなさに歯噛みです。

"スウィンギン・キャラバン"
小島麻由美
3150円
Amazonアソシエイト

2006年2月22日

Keep Tryin'

B000E6EL82.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg画像だとぱっとみわかりづらいんですがジャケットにはヒカルちゃんがいっぱいです。

ポリスジャパンっていうニュースサイトの芸能関係のコラムにおマヌケな宇多田ヒカル批判があって、"とうとう普通の歌い手になっちまった。もはや「autmatic」や「first love」の感性も表現力もない。"といい、その理由が"アーティストというのは何かを犠牲にして、その儀性にしたものを伝えるのが仕事"というんだけど、歌詞のことからいうとその「autmatic」や「first love」のころのほうがぜんぜん借り物の言葉で、いまのほうが個がでて濃くなっているのでまったく見当違い。たぶん自分が想像している女の子像がきれいに飾られているのをみて、ああいいなあと思ったんでしょう。でもそれはつくりものです。
これについてはエピソードがあって、ある記者に"これって実生活からきてるんでしょう""自分のことでしょう"とうるさく問いつめられ、あまりにもしつこいので宇多田ヒカルはついにキレて"エンターテイメントっていうのはなー、大衆が望むものをあたえることなんだよ!"と啖呵を切ったそうです(ソースはたしか雑誌"サイゾー"。手もとにのこっていないので再確認できず)。
宇多田ヒカルの歌詞は変わり始めました。
曲についていえば、「autmatic」や「first love」など最初のころはR&Bの優等生なコピーだし、たしかMISIAのまねともいわれていたぐらいだから、コラムの書き手がそこに"どんなアーティストとも異質の光"をみいだしていたのなら、それはただの無知の表明です。
ここのところのシングルは"EXODUS"からも一転、日本的な調べを基調としたシリーズになっています(つぎのアルバムを視野にいれているのでしょう)。さまざまな模索を試みているために、ちょっと聴きづらい展開になっているところもあります。でもそれは工夫の表れです。
宇多田ヒカルのCDを買う人が減ったというのなら、それは個性が増してきてそれを味わおうとするファンが搾られてきたからです。アーティストの成長にファンはついてこれないということでしょう。

2006年2月15日

Black Eyed Peas (と M.I.A.)

ブラック・アイド・ピーズは去年、とくに流行っていて、ラジオで頻繁に流れており、自分はそれを耳にして「おー、これはいー、たのしー」と聴きはじめました。みんなもう知っているんだろうと思っていたら、おちまさとさんがつい先日のラジオ番組で、"聴いたことがない、これいいねー"といってました。まだ知らないひとがいるんだったら、紹介してもいいですよね。

ブラック・アイド・ピーズの曲は、気持ちいいメロディの組みあわせでできていて、もともとヒップホップのグループなだけにそれがとってもメリハリがきいた組みあわせで、どこかで聴いたことのあるフレーズが新鮮な形でよみがえってきます。凝ってはいるもののあくまでポップに聴きやすくしあがっているのも魅力です。
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いちばん最初に聴くなら、序盤にキャッチーな曲がつづく、この"Monkey Business"がいいでしょう。でも終盤にちょっとおなじ調子がつづくのが難です。

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ひとつまえのアルバム"Elephunk"は、ポップさでは負けますが、全体の完成度が高く、一枚とおして聴くとこちらのほうがおもしろいです。


余談ですが、素人の耳には、この"M.I.A."もブラック・アイド・ピーズとおなじ系列にきこえるんですよね。音作りをさらに凝った感じ。
ブラック・アイド・ピーズがスパニッシュなスタイルをつかっているのにたいして、M.I.A.はブラジル音楽のリズムをつかいます。
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なんとなく聴きなれた曲のように思うんですが、それはYMO解散後の後継者たちの音楽に似ているからかもしれません。あのころって新しいことをやろうといろんなジャンルの音楽をとりいれてたんですよね。ぐるっとまわってそこにもどってきた感じがします。でも、ヒップホップの味付けは当時はありませんでした。

2005年12月29日

エミネム「カーテン・コール」

B000C9OZWI.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpg今年終盤はエミネムのベストをよく聴いていました。ベストがでるって聴いたときからもってるCDを聴きなおしていたのでエミネムづくしになっていました。好きなのは、ファック、ファック、アイ・カミン(いっちゃう)と歌う"Fack"すごく口ずさみやすい音にのかってます。子どもが聴いたらすぐ覚えちゃいますね。それから、"The Way I am"みんながおれのことを決めつけていろいろいってる、ああでも、それが「おれ」なんだな、って歌。怒りも、あきらめもあり、たしかに他人の目にうつるおれが客観的な「おれ」なんだなーっていう気持ちがないまぜになっています。それから、"Stan"ファンからきたあぶない手紙から構成されています。ぞっとするけれど、人間のあるひとつの真実をうまくみつめていて、芸術になっている名曲。それから、かっこいい"Lose Yourself"。痛みと悲しみがつたわってくる"When I'm Gone"おれが逝っても哀しまないで、と歌う。ベストの終わり(といってももう1曲ありますが)を飾るにふさわしい曲。

B00081U4OI.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpgエミネムがはじめてなら、かれが主演した映画「8 Mile」がおすすめ。ラップバトルがとてもおもしろい。ふたりでラップを競い合い勝敗は観客にきめてもらう週末にやるイベントで勝ち抜き戦になっており、ラストは前の週のチャンピオンとの戦い。エミネム演じるB・ラビットは仲間内では才能をみとめられているが、バトルでは緊張のあまりなにもいえなくなって腕まえを披露することなく終わっている。その彼がついにもっている力をみせてバトルで優勝する、というアメリカの青春ストーリーの典型なんだけど、バトルのおもしろさで抜きんでています。

2005年12月 9日

グッジョブ! クリスマス・エディション

B000BR2QQI.01._OU09_PE0_SCMZZZZZZZ_.jpgベストアルバムというのはファンのコレクターズアイテムというだけではなくて、プレゼントとしての用途があります。通常のアルバムはファンではないとあまりおもしろくない場合が多く、シングルむきのキャッチーな曲がならんだベストのほうがアーティストをよく知らなくても楽しんでもらえるのではないかと思っています。

ちょうど、RIP SLYMEがこのあいだ出したベスト盤をクリスマスエディションと題してジャケットと曲目を若干変更して発売したところ。ファンがコレクションするには"腑に落ちな"かったりもするのでしょうが、プレゼント用と考えている自分には格好のアイテムです。

RIP SLYMEは、ヒップホップを知らない人でも聴きやすい曲調で、ラップも、小さいころに習って体にしみついている平家物語などの古典のあのなめらかな言葉のリズム(祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響有り。沙羅双樹之花之色、盛者必衰之理を顕す)がもとになっているといっていましたが、ほんとうに音楽にのせる言葉のたのしさが味わえます。プレゼント用にはどれがいいかと考えていたら、ベストがでて、これはいいと思っていたら、クリスマスエディション。もう今年はこれがあればこまらない(相手がすでにRIP SLYMEのファンでなければ)。

選択肢の一つとしていかがでしょう?

"グッジョブ! クリスマス・エディション"
RIP SLYME
ワーナーミュージック・ジャパン
3000円
Amazonアソシエイト