1.フリーフォーム変形は結構万能
変形でフリーフォームを選んでいる場合、青い点を長押しすることでディストーション変形に近い動きができます。
角の点をタッチしたままにしているとディストーションに、
辺の点をタッチにしたままにしているとシアーになります。
さまざまな場面で使える機能です。
2.変形中、外側をタッチして位置を微調整できる
変形範囲を外側を一回タッチすると、その方向にちょびっと動いてくれます。
細かい移動をしたいときにすごく便利。
3.複数のレイヤーを同時に変形できる
レイヤーを一本指もしくはペンで右にスライドすることで複数選択でき、この状態で行う変形は選択したすべてのレイヤー上で反映されます。
また範囲選択をしていた場合も同様に選択したすべてのレイヤーに適用されます。
ものすごく便利。
4.選択範囲を増やしたり削ったりできる
ひとつ範囲選択したあと、そのままもう一度つづけて範囲選択することで範囲を増やしたり削ったりできます。
フリーハンドで範囲選択をした場合は、一度開始点の灰色の丸ぽちをタッチすることで閉じてから次の追加や削除を行います。
また同じタイミングで選択範囲をぼかしたり(フェザー)反転させたりもできます。
5.さまざまな図形を描画できる
線を引いたあと、そのまま待機していると直線、多角形、円などの図形を作成できます。
また作成中に指でタップすると一定の角度をとれます。
6.ガイドでアシストされた描画ができる
アクションメニュー>キャンバスタブ>描画ガイドをオンにすることで、キャンバス全体にガイドを表示させることができます。
ガイドの形は「2Dグリッド」や「アイソメトリック」、「遠近法(パース)」などを選べます。
レイヤー操作(レイヤーメニュー>レイヤーをタップしたら出るやつ)から「描画アシスト」を選択することで、ガイドに沿った(アシストされた)描画をするかどうかを切り替えられます。
7.カラーパレットの常時表示
カラーパレットの上部分をつまんでドラッグすることで、好きな位置に常駐させることができます。
色塗りをしている時はずっと出しておくと便利。
8.カラーアイコンを長押しすることで、ひとつ前のカラーを呼び出せる
ひとつ前に使っていた色を呼び出すことができます。
呼び出した場合、呼び出す前の元の色が「前のカラー」扱いになるので、もう一度長押しすることで元の色を呼び出せます。
9.塗りつぶし(ColorDrop)
カラーをドラッグし、任意の場所で離すことで塗りつぶしができます。
ドロップされた場所とつながっている、同じ色の範囲を塗りつぶしますが、どの程度を同じ色と認識するかは調整できます。
調整するには、カラーをドラッグしたあと離さずに、任意の場所でしばらくとどめたあと、そのまま左右にスライドします。
撮っているときに気づきましたが、スライドする速さによって調整速度が変わるようです。
シュッ!とやればグッと調整できます。
またレイヤー操作から「基準」を選択することで、そのレイヤーを参照しつつ別のレイヤーに塗りつぶすことができます。
10.アルファロック
レイヤー操作の「アルファロック」を選択することで、そのレイヤーの透明部分をロックしてくれます。
すでに描いてある領域しか描けなくなるので、はみ出さずに塗りたいときに便利です。
またレイヤー操作を開かなくても、レイヤーを二本指で右にスライドすることでアルファロックをかけることができます。
11.レイヤーが空白かどうかをすばやく確認
色使いによってはレイヤーサムネイルをぱっと見ただけでは空白なレイヤーかどうかわかりづらいことがあります。
そんなときはレイヤー操作から「選択」を選択(・_・)するか、変形ボタンを押すことですばやく確認できます。
レイヤーが空白だった場合、画面上部に「レイヤーが空白です」と表示され、描画されていた場合は通常どおりのアクションが行われます。
12.レイヤーのマスク
レイヤー操作の「マスク」を選択することで、レイヤーマスクを作成することができます。
レイヤーマスクは白、黒、グレーで塗ることができ、元のレイヤーを、黒く塗った部分だけ隠すことができます。
「あとで使うかもしれないけど、一旦消えてほしい」という部分を、消さずに隠すことができます。
真っ黒に塗ったところは完全に見えなくなり、グレーに塗ったところは白い分だけ薄っすら見えます。
消しゴムを使うと真っ黒になります。
13.マスクをクリップ
レイヤー操作の「マスクをクリップ」を選択することで、下のレイヤーにクリップすることができます。
クリップすることで、上のレイヤーのうち下のレイヤーで描画されている場所しか見えなくなります。
影をつけたりするときに便利な機能。
14.□ボタン
ブラシサイズバーと不透明度バーの間にある□ボタン。
□ボタンを押している間の指操作、ペン操作にそれぞれ機能を割り当てることができます。
例えば僕は、「□ボタンを押している間に指操作」でレイヤーを選択し、
「□ボタンを押している間にペン操作」でスポイトという感じにしています。
他にはぼかしや消しゴム機能などを割り当てることができます。
また、「押している間」ではなく、「押すと描画アシスト切り替え」、「押すとスポイト」というように設定することもできます。
15.メイキング・タイムラプスの保存
Procreateでの制作、メイキングは、オフにしていない限り自動でタイムラプスとして保存されています。
アクションメニュー>ビデオタブ>タイムラプス再生で確認することができます。
動画として保存することもできます。
まとめ
知らないやつあったでしょうか。
役に立てば幸いです!
他にも意外と知られてなさそうな機能などあればツイッター(@Dinmtam)なんかで教えていただけるとうれしい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
他にも絵描きに役立ちそうな記事をあげていますので、よかったらチェックしてみてください。