ペーパーライクフィルムとは
生のiPadは画面がけっこうツルツルしていて、文字や絵をかくにはちょっと微妙なこともあります。
ペーパーライクフィルムとは、そんなときに重宝する画面保護フィルムです。
ただの保護フィルムではなく、その名の通り、紙のようにざらざらした質感を持っています。
これで書き味を紙の感触に近づけて、幸せになろうという代物ですね。
ただし以下のような、ペーパーライクフィルム特有のデメリットもあります。
- ペン先とフィルムで強い摩擦を起こしながら描くので、ペン先が削れやすい
- 表面がざらざらなので、画面の見え方が少し損なわれる
こんな人におすすめ
文字や絵をかくときなど、繊細にペンを操作したい場面にもってこいなので、ペンを使って色々かくひと全般におすすめです。
ただし、ペンをめっちゃ大きく動かしてざくざくなにか(なんだろう?)をする人には微妙。
そういう人はむしろ画面がツルツルしてた方がいいと思います。
またiPadでペンによる操作はほとんどせず(ちょびっとメモ程度など)、映像などの鑑賞をメインに使っている方にも微妙です。
画面がざらざらしていても特にメリットはないと思いますし、先に書いた通り画面の見え方がちょっと損なわれるからです。
それでは今までに使った4種類のペーパーライクフィルムを紹介していきたいと思います。
先にズラッと基本情報を載せます。
リンクはすべて「iPad Pro 11インチ」用のものなので、購入の際は合ったものを選択するようご注意ください。
どれもiPadとiPad Proに対応しており、ClearView製以外は商品ページでそのままサイズを変更できます。
(価格は2020/6/12現在のものです)
ClearView製
11インチ-¥1,280 12.9インチ-¥1,680
エレコム製 /ケント紙タイプ
11インチ-¥1,800 12.9インチ-¥2,270
エレコム製 /上質紙タイプ
11インチ-¥2,299 12.9インチ-¥1,999
KONEE製
11インチ-¥1,799 12.9インチ-¥1,899
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レビュー
ざらざら具合
一番ざらざらしていたのはエレコム上質紙で、他3つは同じくらいでした。
基本的にざらざらして引っかかりがあればあるほど一本の線を丁寧に引きやすいですが、さくさく塗っていきたいような場面ではむしろ支障となる場合もあるかもしれません。
ペン先の消耗具合
どれも同じくらいでしたが、少しだけエレコム上質紙が速く削れる印象です。
フィルム自体の消耗具合
エレコム製の2つがちょっと速かったかなという感じです。
使用した期間は以下の通り。
エレコム製→2~3ヵ月
ClearView製→4~5ヵ月
KONEE製→現在も使用中で、今のところ2ヵ月(ちょっと消耗してきた感じ)
これを見るとClearView製がいちばん耐えそうですが、その時は描く頻度が少し低かったので、だいたいどれも同じくらいだと思います。
※ということで、毎日均一に同じ量を描いていたわけではないので正確な検証ではありません。参考程度にお願いします。
ちなみにフィルムが消耗すると、どんどんツルツルになっていきます。
画面の真ん中で描くことが多いので外側はざらざら、真ん中がめっちゃツルツルという感じになります。
より良い商品を見つけるために買い替えのたび違うものを選んできましたが、エレコム製上質紙タイプのざらざらがダントツなこと以外は、そこまで大きな差はなかった印象です。
4種類を同時に並べて描き比べたわけではないので、書き味の微妙な差異などはくみ取れていないかもしれませんが、僕にとってはどれも良い感じの質感でした。
とりあえずザラついてくれたらいいよという方は、ClearView製かKONEE製。
とにかくザラザラがいいという方はエレコム製の上質紙タイプがおすすめです。
僕はこれからはKONEE製かClearView製を愛用していこうかと思っています。
以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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